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![]() シェー山周回巡礼(3) 僕たちが周回巡礼に出発したのは2006年6月9日(金)であった。 シェーのスムド・ゴンパ前のキャンプ地で、ここは1999年と2003年にキャンプした所でもある。8時20分という遅い出発になった、なってしまったのだ。 マオバティの青年が集金に来たのは7時を廻っていた。 あいつら『ゴンパ横のテントに来い』とコックのハリーに言うものだから 『アホ言うな!なめるな!』『お前ら!ここへ来てに挨拶に来てお話がございます』と言うのが筋で『オレを誰やと思とんねん』『すぐ来い!』 『来んかったらワシはシェー山の周回巡礼に出立する』 『ボケ!カス!ドあほ!クソ!マイバティめ!』『何でワシから行かなアカンねんプンプン!』 すぐに謝りつつ若者は飛んで来よりまして・・・! 『請求書はこうでございます』『バラサーブ!と言え』 『・・・・・』『ものは相談やけど昨秋の領収書2枚持ってる』 『通用は1年間で、これ10月と11月やけど・・・』 『とんでもございません』『トルボは別で・・・・』 『ド・タラップのモンあるけど・・・・』 『それもアキまへん』『ホナ!負けとき!二人で200ドルでどや!』 『お二人x200ドルで400ドルでございます』 『ホナ!300ドルにせえや』『上層部は安くしたらアカン』と言います。 『・・・・』『ホナ!払わん』『・・・・・』沈黙がつづく。 『では、出発時間だし、300ドルと5000ルピーで全部じゃ』 『これだけしか持ってないねん』沈黙が続きまして・・・・。 『解りました!アンタには負けるわ!どのぐらいネパールへお越しでっか』 『アホぬかせ!お前の年の倍は来てるなあ・・・・』 『ギャー、お申し出の通りの領収書を・・・・』と大阪弁混じりのネパール語+英語の会話録音 少々ガラ悪い会話でスミマヘン!無理して大阪弁になっておりまんねん。 写真は周回巡礼の入り口から谷の上部はU字上に見え、両側に岩壁が迫る(上)対岸はセラ・ムクチュン(5063m)の峠が見えて、ランモシェ・ラへの路がある。(中)慧海師日記は約1里、急な坂から非常に急な坂となり、ここまで約1里と記し、左の巌壁の上に彫刻したような像がある。その通りの巌があった。(3枚目下) (下)は左の巌上に彫刻したような像がある。これは慧海師を案内した印度人サドゥー(灰教僧) の説明を受けてたのであった。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/10 05:25:24 PM
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