台風日記

2010/07/10(土)06:07

極西北ネパールのリミ谷のひとたちと共にシミコットへ飛ぶ・・・。

HUMLA 2010 Spring(110)

スルケット空港は快晴で・・。  オレンジ色の陽が出てから2時間過ぎて空港内の待合室へ。なぜか?ボクらは特別室(貴賓室)に入れられて、モーニング・ティの接待を受けた。同乗者のネパール人は4人で、機内預けの荷物検査を徹底的に調べられていて、リーダー格のおじさんはしかめ面『ワシらだけ、徹底的に調べるのはナンでやねん』と空港係官に文句を言ってた。『タパイン・カハーン・バーター・アウヌ・バヨ?』『メロ・リミ・ザン・バーター・アエ』アンタらリミ谷のザン村から来たのか!『リミ・メロ・タァーツァ』『メロ・ククル・ザン・バーター・アエ』『・・・?』ボクちの犬はザン村から来たヤでぇ『ふぇ~!』それにしてもリミの人たちの生活環境や生き方は、すごいスピードで変わっている。ボクらが始めて訪れた10年前でも『ひと昔』、ヤンガールの寄宿舎付き学校のザン出身の先生はいろいろなことを綺麗な英語で話してくれた。HaljeはWaltseという発音が正しいとか、あの素晴らしいゴンパはリンチンリン・ゴンパでカキュパで、ここのフムラ最大のゴンパはニンマパでナムカキムルン(ナムカキムチュン)でヘッドラマはペマ・リクサルだとか。 リミ谷のザン村(Jang)の大寸おばさん  27年前にはこんな服装だった 1984年のリミ谷のハリジェ・リンチンリン・ゴンパに集まる女性たち                    ↓ マーナサローワル湖 写真・地図は Thomas L.Kelly“The Hidden Himalaya”New York,1984.より   『お買い物?観光?』』『フ~ム!何と言うか・・・』                                    スルケット空港も全天候型の滑走路になって    『兄ちゃん写真撮ってチョ~』 『アンタも撮ってもらいヤぁ』 『そやなぁ、ほなワシも撮ってンか』   男はなぜか飛行機を見るとやたら写真を撮ってしまうのです。    どんどん客室にも荷物は投げ込まれて・・・。   ここでは操縦士というより運転手が似合うし、彼らもお客というより汚い物体(荷物)扱いの男たち

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