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typhoon6103

typhoon6103

2010/12/27
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カテゴリ:DOLPO
チベット高原のグラス
 冷たいみぞれ降る大阪狭山です。チベットのグラス(牧草)にはどんなのが?とOバク研のT中和尚がテンジン・ヌルブに『聞き取り』をやってとリクエスト。西蔵高原ではチャンタンのクン・ラを越えたネーユの放牧地で馬やヤク、羊たちが食してる短いグラス(草)のほかに、ツォ(湖)ツァンポ(川)、湿原地帯には背の高い草が多い。ここではJag(ザッ)という。夏には食さないやや長めの草(30cm以上)で、
9月頃に刈入れ冬用の草として乾燥保存する。Natisu(ナティス)は夏の時期水辺に15cm~30cmぐらいで茎先に穂状の種をつける。馬、ヤク、羊などは好んで食し、夏季のみ放牧地で食させ、干し草としては保存しない。

草Bb.jpg 草.jpg 

               ↓                ↓           

草Bb拡大.jpg 草Aa.jpg

ナティスという草で夏にヤクや羊が好んで食べる。このザッという草は干し草にして乾燥させて
から冬に食べさせる。(上)草の鉛筆画イラストはテンジン・ヌルブが画いた。


 ()高原の泥沼に陥り軽業をまねて越える。()は雪中に数日飢え、且つ雪の反射に目を患う、菓子を恵まる。という西蔵旅行絵巻三巻(宮田恵美所蔵)1983年堺市で催された大チベット展に特別出展された。各場面は風景、法衣、俗人服装など和風化されている。西蔵旅行記のモノクロ挿絵と比較しても、そのまま彩色したものでない。慧海師は日本画家、正木直彦と親交あり、数人の画家を知っていたことは想像できる。その内の誰かの筆によるものと思われる。
(解説:田中公明によるものを編集) 草は拡大してある。


テンジン・ヌルブ・イン・コーヤサン 12月20日(夜)

ええっと.jpg 笑い.jpg

精進料理はおなかが空いていて、ガツガツと喰ったテンジン・ヌルブはタ・タイチョー
とO谷がグビリグビリと呑む冷や酒には手をつけなかった。軽いB肝が東京での精密
検診で見つかり・・・、自重して禁酒してる。やや遅れてO山教授が超イソガシ学術的
研究論文や超優秀なる大学院生の補習授業を(?)を終えて参上!『遅いヤン!』
『何してた』『ワイワイ・ワイワイ』『夕食喰ってない』『ブハハハ・・』『もうないわ!』

晴れ 翌朝

タイフーンとテンジーン.jpg 朝の確認:タ・タイチョーとテ・テンジン

金剛峰寺記念.jpg 帰京前に金剛峰寺へ

入門.jpg 金剛峰寺にて.jpg ヒュ~ン・ツァ・アリガティ・ザロ
  山門をくぐると・・・。

屋根の上に何か見えるでしょう・・。あれは天水桶(てんすいおけ)といいます。
金剛峯寺の屋根は檜の皮を何枚も重ねた檜皮葺(ひわだぶき)になっています。
その屋根の上に、桶が置かれています。火事になったら中の水は一気に・・・。






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Last updated  2010/12/27 07:13:54 PM



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