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typhoon6103

typhoon6103

2011/01/07
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カテゴリ:DOLPO
ムカッ もめごと(Tinkyu VS Do-Tarap in DOLPO)
 どうでもいいことなんだけど!ド・タラップからティンキューへの近道である峠、ツォイ・ラ(Chhoi La N29 1243 E83 10 44 5051m)にはグラス(牧草)が豊富にあって、昔からティンキューの人たちの放牧地『トン』が峠への尾根筋や川沿いにはヤクや羊たちを育てる放牧が生活基盤であった。一方、峠反対側のド・タラップの人たちにとってチベット交易路のひとつとして、ティンキュー村の裏山のマリュム・ラ(N29 27 17 E83 21 16 5488m)は昔から岩塩など交易する国境峠で、今では全ての生活用品の供給先をチベットから仕入れている。だからタラップ・コーラ上流域の人たちはティンキューの人たちとの交流が深い。確かに9月~10月にかけて何百頭というヤクの交易キャラバンがマリュン・ツォ・ツォンラ(マリュン湖交易市場)から中国製品・食品を購入して・・・、生活必需品を全てチベットによる(現中国西蔵自治区)政府賄賂政策で密輸品が入る。だが、そのツォイ・ラで、今夏大問題が発生した。

ヤクと羊.jpg

ティンキュー村の入り口には細長い河岸段丘があって、数十年前に手造りの空港を作ろう
として滑走路が作られた。グッドアイデァであったが、残念ながらというべきか、幸運という
べきかチベット国境まで20キロ内なので両国政府は空港はつくらない協定があって(隣り
のムスタンでの首領ガイ・ワンディのカンパ族の反乱も影響して空港は廃港となった)ここ
には、チベット交易キャラバンが通る9月から10月には、バッティのレストラン、呑み屋など
テント村が開店される。斜面には多数のダサイン用のカシ肉(ひつじ)がチベットから運ば
れてきまして、たくさん草を食べるのですよ!とやさしいお言葉が・・・。

キャラバン.jpg ド・タラップへ戻る.jpg

見える右の谷の奥、タラカスムド(タラカ二俣)から左稜線へ行くとツォイ・ラ(5051m)が
あって、ド・タラップの人たちは二日間かけてお家へ戻ります。ヤクの背には荷物は120
~160Kgも担いでいる。マリュム・ラへの岩や小石でこさえた路の穴ぼこに足を取られて
怪我をするヤクも多いのです。100頭ぐらいで1パーティ。合計12ton~16ton運ぶのね。

ティンキューの滑走路にて.jpg

Do-Tarap-map-by-Just.jpg

ツォイ・ラの向こうのド・タラップはタラップコーラの源頭には広大な牧草地帯が広がりド(Dho)
村がその中心で、16ヶほどの村、9ヶほどのゴンパがあり、総人口約1500人ぐらいである。

Corneille Jest "Tarap" une vali?e dans I'himalaya,Paris,1974.
C.Jest "Dolpo" / Communauy?s de Lamgue Tib?taine du N?pal。Paris,1975.

Do.jpg タラップ人.jpg

Do村とカンニを降り返ると大麦畑が広がる。このタラップの谷はバルブン・コーラへ急流となって真直ぐ流れる。上流はトッキュー(Tokyo)トォーキョ-(東京)と地元の人は笑う。右俣がツォイ・ラで左俣を行くとノマラ(南)からバガ・ラを経てポクスムド湖、ノマラ(北)からパンモシェ・ラを経てシェーゴンパ、ジェン・ラを経てナムグン谷のサンダからクン・ラへ。男は長髪で2~3mはあり、ターバンのようにして巻いている。ツァルカやティンキューの男のように頭に赤い色糸状のダシェーを巻かない。なぜか、この辺りの男はこんな風におめかしをして・・・。

スルンコーラの源頭.jpg

背後の稜線左に行くとツォイ・ラ、DD5のいるところは
スルンコーラ源頭でジェン・ラから下ってきたところ。
若干お疲れのご様子でして・・・、ハィ。
 
スルンコーラのキャンプ、降.jpg  下ってきたラモシェラ方面を.jpg  
                     谷奥稜線の左にツォイ・ラを見てスルンコーラのキャンプ
     
5675m-5600m ペンゾンコーラ.jpg タラカスムドの大塔門跡.jpg
   ペンゾンコーラ源頭 5675m-5600m に新雪がツァルカへの二股タラカスムドの大塔門跡

さて、昨日もメンサーブと寒風の中をウォーキングを・・・。

超宗派万国戦争犠牲者慰霊大.jpg 雪雲の中に陽があたりまして

GKは相模原の大都会からやって来るとき、目安になる超宗派万国戦争犠牲者慰霊大平和祈念塔(通称「大平和塔」PLの塔、PLタワーとも呼ばれる)、塔の名前はとても覚えられないので、この塔を正面に見えて・・・、7本目筋の上から三軒目の我が家を目安にする。これ以上詳しくは・・・。

あまの街道20110106.jpg 葛城山、水越峠と金剛山.jpg 穴地蔵.jpg

あまの街道は木々が遮り、冷たい西風が当たりませんので温かい。途中で見た(左)葛城山には雲はかかっていません。金剛山には真黒な雪雲が被い、今夜も寒い夜を迎えるだろう『はじめ君』と『DD5』の姿が急に浮びまして、なぜか『ムフフフ・・』と笑みが浮ぶのであります。本日もメンサーブは『穴地蔵』に詣でる。そして野菜おじさんで『えんどう豆』と『菊菜』『葱』をご購入・・・。





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Last updated  2011/01/07 11:23:44 AM



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