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typhoon6103

typhoon6103

2011/01/14
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カテゴリ:DOLPO
新しい峠
テンジン・ヌルブとの会話からティンキューからマリュム・ラへの道路建設工事と韓国製ユンボの話は先日したけれど、2003年にピンドゥー・ラを越えてチュクン・コルシャを約10キロ下るとキャトウ・ツァンポとの出合、そこに大きな放牧地があって何百頭というヤクがいた。ペンチューシャンの牧童が8人ほどいたけれど、ティンキューのガイド、プルワ・グルン(本当はラマだけどパスポート取得上グルンに改名しているドルパニが多い)に彼らにピンドウー・ラの西のコルへ向かってトレイルがあったので峠がある?名前はと尋ねたが知らなかった。テンジン・ヌルブに聞いてみた。マリユン・ラのすぐ東にムクディン・コーラの5000mから東へ 12 ガナコール・ラ N29 25 40 E83 22 43 (5620m)と下流すぐ二股を東に入谷すると三つのマユム・タル(湖)が5240mにある。そこから国境上に 13 ファ・ラ N29 22 20 E83 25 03 (5600m)があるとのことだった。アッパードルポに11ヶ峠があるというのを13ヶにせねば・・・、あといくつかあるけれど名前が解らない。写真は、やはりチベット側に一番似合うのは大型20tトラックやポンポン焼玉エンジン・トラックでなくて、こんな馬車がいい。


トルボの新しい峠.jpg

奥山直司編『河口慧海日記』講談社学術文庫、2007.より


マリュム・ラ N29 27 17 E83 21 16 5488m , Boundary pillar sign No.15.
そして、チベット側にマリュム・ツォが見える。
       
       
マリュムラとマリュムツォ.jpg

2-New-Bhanjyang-of-Tinkyu.jpg

Government of Nepal,Servey Department " TINJE " Sheet No.2983-10,Scale 1:50000,First adition 2001.

パンザンコーラの流れの出合はパルワ村、仏塔とチョルテンが立ち並ぶ、その中にO谷らが建設したティンキュー診療所の建物がある。看護見習いのテンジン・オンモはテンキューの自宅にいることが多い。テンジン・ヌルブの自宅は彼女か村びとに聞けばすぐ解るが夏季以外はカトマンズのアトリエ兼自宅にいる。彼のティンキューの自坊、トロン・ゴンパは北の裏山 N29 21 57 E83 18 35 にある。村のキャンプ場からゆっくり歩いて約1時間のところなのでぜひ訪ねてほしい。1:50000地図にも Tolun Gompa の表記がある。

トロンゴンパにて.jpg ゴンパの前で

トロンゴンパ.jpg

ティンキューのトロン・ゴンパにて、プジャをしているテンジン・ヌルブ・ラマ
ゴンパでは敬虔なラマとなるので不思議な男?

チャンタン側ペンチューシャン西のナクチューシャンの大湿原地帯は大阪市がすっぽり入る広さで村落が小さく見える。右奥にナムラゴンパ、そして右の尾根の向こうには大高原が広がって、大きなマリュム・ツォがあって、谷の奥に国境峠のマリュム・ラなのだ。

ナクチューシャンの湿地帯.jpg

そのゴータムヒマールの東がパチュムハム峰6529m、カンルン・カングリ6514m、ソルンカングリ6506m、ランルン・カングリ(チャンディ)6623m、カキュ・カンリ(カンティヒマール)6859m、ルンレィ・カンリ6647mとづづいている。

Pachum-Hamga-peaks-Name.jpg





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Last updated  2011/01/15 10:38:49 AM



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