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typhoon6103

typhoon6103

2011/02/10
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カテゴリ:DOLPO
変わり行く西北ネパール(その2)

GJの『表題』で思い出したが、トルボ『ドルポ』もムグ、フムラ、バジャン(特にセティ川上流)要するにサイパルとウライ・ラグナの間の谷、アピ周辺などなど(他に全ネパールの山岳地帯)では夏季になる近年やたらヤチャクンバ採りが出現、採取場所の利権などで村びとの抗争があつたり。それより、もっと怖いことが起きている。何百、何千という連中が一地域の山中に入り、川や湖水を汚す。洗いもの、ウンチを垂れ流す。そこへ水鳥が運ぶ藻などと寄生虫やコカナダ藻とそれに寄生するトビケラやユスリ蚊がどんどん上流域の環境変化をもたらしている。小川に藻がゆらゆら・・・、西ネパール地域は登山隊やトレッカーの数など問題外に少ない。汚れの原因はネパール人自身にある。川と池が汚れ藻発生し、その中に虫たちが・・・。つづく

村中総出.jpg

どこかの国のトレッカー・・・?ではありません。ネパール人のヤチャクンバ採りの
プロたち集団ですね。一昨年の5月中旬のムグ村で出会った人たち。全員、
Made in Nepal製のノースフェースザツクを担ぎ、マット、スリーピングバッグは各自
持って、食糧も各自・・。ただ燃料のケロシン、ペトロ、ガスなどはないので下部では
燃料に薪、上部キャンプでは、根っ子ごと燃やします。土が付着いたまま・・・。

数家族単位でも.jpg Made in Nepal

カトマンズで買えるネパールテントは入口にチャックを付けて、ゴァの特製
フライトを作らせると快適なテントになります。天井に穴が開いてるので窒
息したり、ガス中毒にはなりません。フライ抜きで1500~2000Rsです。

全てヤチャクンバ・テント.jpg

ヤチャクンバ採りのベースキャンプ、泥炭も沢山重ね積みしてる。
勿論、白樺倒木はたくさん・・・。ジャマ臭いので数えなかった。
手前にホテル兼用一杯呑み屋もあります。カラオケないけど・・・。
DVDTVやってます。西部劇に・・、インド青春活劇映画も・・。

カルマロンのジャンガル並河.jpg

ところで、昨日の並河治さんたちが1958年のカルマロン行で引き返したのは、
多分タンケ・コーラのガリー上った、彼らが立てて残したラプチェだろうかも?

この谷の右上(右岸)の崩れ崖模様は半世紀経った今でも、そのままの証拠写真。
川辺の潅木もそのままの姿で、樺の木だけが大きくなって・・・。
変わってないなぁ
この(上・下)写真を比較して見ると自然って面白いなぁ、たかが半世紀なんか
過去じゃぁない。潅木ってそんなに育つの遅いんだ。大事にしなくてはの

タンケのジャンガル切り抜き.jpg

タンケガリー上ラプチェから.jpg その上がゴラ・ラ5182m(真中左凹部)

すぐ上が森林限界、グリーンは樺の大樹のジャンガルです。

タンケへゴララから.jpg










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Last updated  2011/02/10 04:48:11 PM



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