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バルブンコーラを行く Chhandul Gompa はスネルグローブ『ヒマラヤ巡礼』に従って、サンドゥル・ゴンパと記したが、 ネパール測量局の1:50000の地図、Sheet No.2883-01 first edition 2001.ではChhedhul Gomba でネパール語発音なら『ツェドゥール・ゴンバ』である。 まぁ、ボクの感じなら、タラップ・コーラ出合、約400m上のカニガオン3000mライン、更に上部の3700mの富士山ぐらいにバイジバラ村のポンパの村、ラムグンバ、コラ、ンガール、タチンに今はバルブンを渡る吊り橋がなくなった3軒の廃村らは、すべてマガールの人たちらしい、しぐさ、服装などからは敬虔なるニンマパであるトルボの人たちと変わらないけど。 でも、トルボの人たちのことを田舎者、チベッタンと区別しているので、ヤチャクンバ採りの地場 トラブルで一層それらが顕著になった。僕らには、その区別がつかないけど、彼らは解るのだそうだ。村どうしの対立や紛争にもなって『お金のまつわるトラブルは現実問題となり、今トルボを取り巻く大問題化してしまった。』そうそう、ここからトッリィ・ベリ川は名前が変わり、ドルパニたちが現れる。つまり、ニンマパの世界になる。 ↓ タラップ・コーラ(ド・トッキューへの路) 出合のキャンプはポリス・ステーションから300m程上流で、10人のポリスがいて、その 内6名がツァルカまで往復10日間、パトロールに出かけていて帰ってきて、何やかや 遊びに来る。路は川沿いの新しい路がいい・・・、と教えてくれた。 2011年6月17日(金) サンドゥル・ゴンパのキャンプから河原を歩き、ム・コーラを渡り、 大ゴルジュの上をトラバース タチガガオンへ行かず、チュチュンバ・コーラを横切って、途中から水平道の樹林帯を 進む高巻き路、対岸がタトゥ・コーラで、ティッヒーがチューレンヒマールへ試登した時、 対岸のこの谷の奥、チョルム・ピーク 6107m を『素敵な山だ!』と記したアプローチと なる谷だが、高巻き路で観察できなかった。 ムシ・コーラの橋、手前にバッテイと2軒の家がある。野菜を買ってムシコーラに 架かる吊り橋を渡った所で昼食にした。まだ9時20分だが、出発は5:40、遅い 朝昼兼用食である。この谷をつめて、トガリピーク6536m、プタ・ヒウンチュリ7246m、 カントクラ6294m(トレッキングピーク許可)は登られていない。チューレンヒマール 7371mともに東隣りの(カヤコーラ:ネパール地図ではKag Khola)から登られている。 左岸の路を6キロ、この辺りで3000m、樹木も低くなってきて振り返るとバルブン コーラの流れは堂々としているが、両岸から流れる流れは氷河からの水で、砂交 じりの水だった。 尾根の鼻を曲がると正面に川は完璧の中に消えていた。『・・・?』 近づくと流れは岩壁の中を滝状になっていて、圧巻なるゴルジュであった。 その上に片持ち橋梁の木橋が見える。『ううう~ン、凄いなぁ』と・・・。 ゴルジュの上の大岩壁に路が見える。すごいところに造ったものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/03/10 03:14:44 PM
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