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ボクたちのグレート・ヒマラヤ・トレイル(The Great Himalaya Trail)
ダワ・S・シェルパ、アパ・シェルパらによって歩かれた、このグレート・ヒマラヤ・トレイルは、イギリス、インド隊らによって既に達せられているけど、現在スタート地点に向かってるW田(城)は5ヶ月で歩く。ボクたちはロールワリンとランタンの山中は割愛して、南側の人々の住む地域を横断する。トルボからもポパの路は何もないので、バルブンを再訪してトゥリ・ベリ川を下る。 トルボの玄関口であるツァルカからバルブン・コーラを下ると製材の村ダッド、ここの大きなカンニは半分が無残にも朽ち果てた。内部の壁画の仏像たちも見る影もない。昔はすぐに村人たちが修復したはずだけど、ヤチャクンバ景気は?全く個人の所得と中国製食糧購入のためだけに使われ? そして、すぐ下流の褶曲岩壁内のティンマール・ゴンパは外壁だけで、内部は無残な 状態だ。数百米上部の新村にゴンパはできたが、ボクらは見ていないので訪ねてみる。 H.ティッヒーは天空にせり出した岩壁の中にサイコロのような建物を見て、『どうしてラマ僧は谷に降りて来るの?』『何を食べて生活してるの?』とたずねた。『坊さんは空中を飛んだ。歩くにおよばない。飛ぶんだよ』とヤク使いは言った。ボクは今回訪ねるけど『ラマは飛んで行ったよ』の答えと『よそ者が行ったって仕方ないよ』との答えを確かめてみよう思う。 スネル・グローブ撮影のタラコット 道路ができたタラコットから西の山村 ティブリコットへの道路 トゥリ・ベリ川はジャジャルコットへ 今回はどうしてもD.スネルグローブが往路に使ったジャジャルコットからの路を歩いてみたい。自動車道路が既にタラコットまで完成していて、工事関係者のジープやトラックがテスト走行中で、今秋にはローカルバスの運行する。その前に何としても歩いてみたい。 "Jajarkot" Photo by D.Snellgrove "Himalayan Pilgrimage"Oxford,1961. マトワリチェトリのマスタ像とマイルストーンといわれる石碑、それに岩壁に造られた ラジャ・マルガ(王の道)は、それらによって導かれる。 スルケットへ出て、ドゥッル経由ダイレクへ出て、ティラ川沿いのチルカまで5日間、ここからジュムラまでの自動車道路を引き返し、シンジャ・コーラを北上する。これはシンジャの古い史蹟とここまでのラジャ・マルガ(王の道)の遺跡、カンバ(石碑)、ヴァービィ(石造貯水槽)、ダーラ(石の導水管)ストゥパーや石造寺院などトゥッチ博士のフイルド・ワークを、長沢教授の半世紀前の調査にも触れてみたい。ララ湖へ出て、ガムガディでM実・K斐パーティと合流する予定だ。 シミコットの滑走路はアスファルト工事も終わり、 全天候型の空港に生まれ変わった。 シミコットまでは以前フムラカルナリを遡上してけど、山路の古い村々を訪ねてドザムへ。源頭のニン・コーラから、チャンワタン峰周辺を再訪してシミコットへ戻る。ヒルサを往復するBパーティとカトマンズへ戻る6ヶ月の旅を終えるつもりなんだ。 URL http://www.thegreathimalayatrail.org/ を参照してみてください。 きっと面白い発見があるはずだけど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/08/11 06:05:40 AM
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