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カテゴリ:漢方薬
それは先週の水曜のこと・・・。
その頃風邪を引いたり下痢をしていたりで、確かに体調は悪かったため、 朝から少しフラフラしていました。 それでもいつも通り、午後からバイト先のコンビニへ行き仕事をしていました。 しばらくしてフラフラがひどくなり、胸がドキドキし、立っているのが辛くなってきました。 もう少しの我慢、と思っていたのだけれど、そのうちに目の前が回りだし、 血の気が引き、もう我慢できなくなり事務室で休ませてもらうことに。 しかしよくなるどころか、どんどん目が回りだし、吐き気はするは、お腹は痛くなってくるはで、 回復できず、ついに早退しました。 帰り道がもう大変、自転車をまっすぐこいでいられず、人ん家の塀にぶつけたり、 吐きそうなのに耐えながら、うちの玄関に着いたときは倒れこみました。 帰ってすぐに飲んだ漢方薬が、半夏白じゅつ天麻湯。 そう、7年前にも目が回ったことがあり、そのときすぐにそれで治まったからです。 ところが期待に反して、めまいはさらに増し、吐き気も強く、 目を開けていることすらできなくなりました。 すぐにかかりつけの漢方薬剤師に電話し相談すると、それはもう、 私の悪いところから順に治さないと、その薬は効かないとのことでした。 まず、下痢を止めることが先決と言われ、桂枝加芍薬湯を飲むことになりました。 そうは言っても、めまいがこれほど辛いとは・・・ 薬を飲むためにコップに水を入れに行くのも、ましてやトイレに行くのも地獄の苦しみ。 目を開けただけで、ぐるんぐるん回っているので、這うしかありませんでした。 下痢が治まった後は、私の一番の持病である冷えを取ることに。 四逆湯という煎じ薬です。 体がだるく目を開けていられないので、ひたすら布団に横になるしかありませんでした。。 あれだけ眠れるか、というくらい、2日間は何も食べずに眠り続けました。 その後ようやく冷えが少し治まり、半夏白じゅつ天麻湯を飲むこととなり、 めまいを少しずつ緩和していきました。 土曜日にはやっと立てるようになったので、 一応医者に行き、メニエール症だろうと診断を受けました。 薬も処方してもらいましたが、漢方薬でかなり回復してきたので、 もう少し様子をみることにしました。 (月曜から3回ほど新薬を飲んでみましたが、さほど効果はみられないようでした) 目がまだまだチカチカし、すごく疲れますが、 こうしてキーボードも打てるまでになりました。 バイトは3日休み、明日から復帰予定ですが、まだヨロヨロするので不安です。 それでも、めまいで何もできない恐怖の数日前を思い出すと、 今は本当にホッとしています。 こんなことになって初めて気づくこと、 それは健康が何よりということと、一人でなくてよかったということです。 夫と息子には本当に助けられました。 感謝、感謝です。 そして、今後はもっと自分の身体を大切にしようとつくづく思いました。 長生きしたい、というより死ぬまで元気でいたいと痛切に感じたのです。 みなさんも、ご自分の身体を大切にいたわってあげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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