夏の生野詣で前のページ | ホームに戻る | 次のページ 夏の生野詣で <2008年2月11日の日記から> 夏休み・・・いい言葉ですねえ。 夏の思い出は青春だあ~。とにかく夏と言えば炎天下の撮影を思い出す。 そして、ひたすら歩いた。 生野駅を頂上として生野峠は北と南のどちらにもいい撮影地があります。 北は山裾をじわじわと坂が上ってくる。南は二駅で一気に渓流沿いを下ってくる。 どちらもC57にとってはきつい勾配です。どちらかというと南の渓流沿いが好きだった。 こちらは線路沿いに道が狭くて、地元の人しか通らない。車のすれ違いが難しいので SLマニアもこちら側は敬遠していた。 峠の北は国道が並行していたりするので、撮影しやすく、人気でしたね。 僕はヒッチハイクで南側をよく通った。なんせ、車のすれ違いができにくような狭い道路ですから、 たまに通る車に無理矢理のせて貰います。道をふさいで手を広げて通せんぼの状態ですから、 乗せなきゃ通れない。厚かましい性格が役に立っています。 ちゃんとお礼は言いますよ。敬語を使って感謝の気持ちをいいます。 また、乗せてもらうかもしれませんからね。 そんな渓谷沿いを彷徨って撮影地を捜し歩きました。 播但線の写真の中で誰も撮影していない場所。ここです。 こんな用水路があるなんて気が付きませんでした。この下が道路です。 もちろん舗装なんてされていません。まるで秘密の場所を探り当てたような気分ですが、 写真にしてみるとなんてことはない。意気込んで写しても、さっぱりなこともあれば、 適当に写したら意外と良かったこともあった。誰も持っていない写真があったほうが いいですよね。自己満足。 それで、遠景を写したら、次はすぐに左を向くと、線路が目の前なんです。それがこれ。 傷もなくピントもばっちりでした。うまく撮影できると気分がいい。この後生野まで 戻るときもうきうきでした。車が捕まらないのはしゃあない。でも全部歩くとなると ちと時間がかかりすぎる。どうせ列車本数が少ないので焦ることはありませんが、 夏の一日をのんびりと過ごします。ほんとはのんびりできないのですけどね。 これは海水浴列車なんですが、帰りの臨時列車が昼過ぎにやってきます。 それまで時間があるので、ちょっと和田山まで遊びにいきました。 レンガ作りの車庫が歴史を感じさせてくれます。このC57113は気に入っている SLでした。高校卒業して春休みに九州に行ったらこの113号機が宮崎にいた。 懐かしい気持ちだったが、いなくなったC57達に会えなかったのが寂しい。 なんとも複雑な心境でした。ここではこの1枚しか撮っていない。もったいないよなあ。 列車本数が激減しているので以前のように多数のC57には会えません。 火が入っているのは3~4台だったのでしょうか。 今度は峠のすぐ手前の丸山築堤で撮影です。 冬の季節にはC57三重連で知る人ぞ知るといった有名撮影地です。 アップでもう一つ。 この95号機はつらら切りが付いています。デフと煙突を結ぶ弓形の棒のことです。 トンネルにつららが下がっているときに、これが役にたつと言われます。 前任地は寒冷地だったのかな。新潟の新津機関区だったような記憶があるが・・・ この後はヒッチハイクか列車で帰るパターンでした。 日曜日に家にいたことがなかった。 前のページ | ホームに戻る | 次のページ ジャンル別一覧
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