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たぬきぶたの日記2

たぬきぶたの日記2

C57成功は4分の1



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C57成功は4分の1




昭和47年3月19日

この日は次の日が高校の合格発表のために休みだった。(と思う)

それで、一日に4本しか写せなくなったC57を求めて、寺前まで遠征した。

寺前駅を南へ少し歩くと格式のありそうな神社がある。  これです。



去年にこの近くへ行く機会があったので訪ねてみた。名前もそのときに

確認したのだが、忘れた。(最近の記憶はすぐ忘れてしまう)

境内から見た景色です。



この作品はパネルにして最近まで家に飾っていた。引っ越しの際に

鬼嫁の 「 自分の物以外は気にくわない、いらない攻撃 」 に負けて、

倉庫行きとなってしまった。悔しいなあ。

「このうらみ、はらさでおくべきかあ~。」 ( 昔、流行ったよなあ。) 


さて、さて、これからは失敗昨を並べます。できのいい作品ばかりだと、

SL撮影は簡単だなどと、勘違いされては、「鉄さん」(最近は鉄道ファンのこと)達

がいとも簡単に撮影しているのではと、思われかねないので、自分の失敗を

恥を忍んで公開します。

まずは、同じ日の次のコマです。



この構図は相棒が先に撮ってきていたのを、俺もほしいと思って

カメラを構えました。 ところが・・・・・煙突が木で隠れてしまっている。

う~ん、一日に何本もあるわけではないのに、ここぞとシャッターを

押しているのにですよ。・・・・ちくしょーめ、腹立つなあ~ 

シャッターが少し遅かったか。または、下げて撮影するべきだった。

次も同じ場所の失敗です。日付は8月20日なんです。ちょうど5ヶ月後の

ことですね。くやしい失敗です。それも2度もです。ほれ!



遅れてしまった~。あんまり引きずりすぎた。こうなるともう

さっぱりだめですね。もっと手前でもなんとか作品の価値は

あるでしょうが、過ぎてしまってはもう  ダメ、ダメ、ダメ。

次もなんです。あ~あ、ため息・・・・



このときは画面の女の子がやってきて動転してしまった。

予期せぬものが画面に入ろうが、決めたところでシャッターを

押すべきでした。文句を言ったってしゃあない。どちらかといえば

いい被写体だった。ごみの作品となってしまった。



連続シャッターを得意としている僕が、1コマにかけて撮影しているのに、

これをドジるとは、未熟じゃあ。反省、反省。

実をいうと、このときは大型のカメラを持っていっているので、2台で写しています。

それで、そっちの方に気を取られていたという理由もあるのですが、・・・

いいわけは見苦しいかな。

あと2枚アップ。

悔しいので、鳥居から少し追いかけた。



そこで見た物はびっくりの長大貨物。

C57の牽引する貨物では生野峠越えがきついので、もっと短い編成

だった。これは確認していないけどDD54のディーゼル機関車の

補機が付いているからだと思った。実際この後に寺前と峠の向こう側の間だけ

補機の運用があった。寺前から姫路まではゆるやかな下り勾配ですから、

別段補機は必要ありません。

さて、このままでは納まりません。追いかけます。もちろんヒッチハイク。



野里あたりで追いついた。しょうもない写真だけど、自分の撮影した思い出と

ともに見ると、いいですねえ。ホント。完全に自己満足。

後ろのマンションの建設はじゃまな気がしたが、今となっては

貴重な記録です。今では足場は金属製ですが、当時は丸太を組んでいましたね。

ついでに、C5793号機の先輪の前がディスク(円盤)状です。

これはC59の何号機かのを流用していました。刻印があるのでわかります。

動輪が違うのもありました。どこかに記録として写したものがあると思うのだが。

えい、ついでだ。ボイラーの上の重油併燃装置についても書きましょう。

煙突の集煙装置だけでなく、トンネルの多い区間を走るSLには、重油が使われていました。

煙が少なくて済むし、トンネル内で煙に巻かれながらの投炭作業を軽減するためにも

この重油装置は機関助士にはありがたいものでした。

機関区で遊んでいるときに、このスイッチをひねってみました。

赤い火床に重油をかけると、すすを含んだ煙がもわっと出ましたね。

運転席の写真もあるので、そのうちにね。

でも、このペースでいったら、制限を超えてしまうのは確実ですね。

う~ん。どうしましょ。




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