たぬきぶたの日記２

Ｃ５６１３５加東市

兵庫県の中心地の加東市の滝野町に播磨中央公園がある。

５月のバラの季節にドライブを兼ねて訪ねてみた。

そこの案内板にＳＬがあるという。

なんだろう？保存ＳＬの情報に疎いのでびっくりだった。

　＜　公園の案内板　＞







きれいに掃除されています。ペンキも新しく感じた。

保存状態としては良好な方ではないかな。



　屋根もなく、横には大きな木があるので、落ち葉がかぶさってサビがつくのではないだろうか。
だれが定期的に掃除しているのかなあ。近ければ掃除に参加したいと思うが、、、。



この案内板によれば、鹿児島県の山野線（廃線）で活躍していたそうな。
吉松機関区に配属があったことは知っていたが、山野線を狙っての撮影計画はしていなかった。
たしか、隼人と吉松の間から、支線に入りこむ運用はあったようだ。上手くいけば、隼人～吉松間で撮影ができたかもしれない。

当時の撮影旅行は大体の計画はあるが、ヒッチハイクで泊まる所も決まっていない、行き当たりばったりの気楽なものだった。

文面には昭和４９年６月に山野線貨物専用の運用が終わったとある。

廃線になった今となっては、せめて１ヶ所だけでも写しておけば良かったかなあ。


こんな遠く離れた場所に保存されているのが、なんとなく悲しい。

昭和５０年当時は保存運動が盛んに行われたが、今となっては、もてあましている自治体も多いと聞く。

このＣ５６はいつまでここにいるのだろうか。

おいらの寿命よりは長く存在するような気がするが。