ユキの中三(チューサン)階級日記

2023/04/27(木)13:45

世の中恐ろしいな~ 青山学院大学 原晋監督の話

いや、青山学院大学 駅伝の原晋監督って方いるじゃないですか、あの方が投資で数千万ぶっとばしたとか。 思わず「一般の方には関係ないんですが・・・」って書きそうになりましたが原晋監督だって一般の方、ご本人も「投資はシロウト」なんておっしゃってたようですが。 原さんが数千万ぶっとばしたのはアディショナルティア(通称AT)1って「劣後債(れつごさい 興味があったら調べてみてください 説明したらきりがないから ^^)」この前ずっこけたクレディスイスのブツですよ。カタールの銀行もこれを保有してて6000億円(!)ぶっ飛ばしました。 ってかね、元投資家としてなんですけどワタクシが引退する前はクレディスイスのAT1なんて個人で買うスキームなんてあったのかしら、ワタクシ正直、債権は不得意でファンドでしか持ってません。原さんもファンド化されていたものを買ったんですかね。 ってか、原監督って明るくて天真爛漫なイメージ。「投資はシロウトでそんなにリスクがあるとは思ってなかった」「証券会社から一切のリスクの説明がなかった」って天真爛漫すぎるわ!それも「老後資金が全部ぶっ飛んだ」みたいなことを言ってらしたようなので「劣後債の一点買い」ですかね?狂ってます。 「証券会社から一切のリスクの説明がなかった」・・・ないわけないでしょうよ。金融商品取引法違反ですよ。きっと一筆取られてて勝ち目はないでしょうけどホントに「証券会社から一切のリスクの説明がなかった」つうなら裁判起こした方がよいですよ。 てえのは、証券会社とかってムチャクチャやり過ぎて金融庁に怒られて、新規のお客さんとかに「テスト」みたいな「アンケート」みたいのを提出させる義務があるはずです。 例えば「投資歴は何年?」とか「他に保有している金融資産は?」「リスクがあってもガッツリ儲けたい?それともリスクを抑えて少額でも着実に儲けたい?(投資性向や運用方針などといいます)」「投資資金は余裕資金ですか?」と言った感じで結構詳しくヒアリングをされます。それを踏まえた上で「自称シロウトの原監督にAT1債」なんか売りつけてりゃ「裁判で勝てる可能性ゼロじゃない」と思います。いやらしい話ですが原監督なら「選挙の出馬要請がくるほどの」全国区の有名人ですから話題になるでしょ。金融機関はこういう世間の耳目を集める裁判とかいやがりますし、原さんが勝てば業務停止命令食いますからね。 自分も金融機関出身なのであんまりヒボーチューショー的な物言いは避けたいですが、今の証券会社や特に信託銀行。やり方がエグすぎるぜ。 首吊った年寄りとかが沢山出て問題になってますが、仕組債とか信託財産を一任契約とかさせて一任をいいことにガンガンスイッチングかけて「手数料」を稼ぎます。爺さん婆さんに仕組債なんて説明したって分るわけないでしょ。こりゃもう犯罪だぜ。 「大手のちゃんとした金融機関」ですらコレですよ。世の中怪しい投資話があまりにも多すぎます。そりゃ今の世の中、将来への不安がものすごいでしょ。そこに付け込めばカモなんかいくらでも引っかかるぜ。借金してまで投資する若い人も増えてるそうですね。「Z世代なんて言ってもただの消費者じゃねぇか!」っていつも書いてますがこれじゃ消費者じゃなくて「獲物」だよ。 ワタクシ、未だに若干のポジションを持っているので5・6社の証券会社と付き合い今でもありますが、それぞれの担当者に「ニューマネーは一切入れないから」ときつく念押ししてます。「もう何も買いません」という意思表示です。 ワタクシの父親も金融機関→投資家ですがウチのオヤジなんかもっとキツイ。担当者に「一本でも電話かけてきたらお宅で持ってる商品全部解約してやる!」なんて新手の脅迫です。ウチのオヤジはサイコですからね。(ワタクシは人を脅すようなマネはしたくないのでここまでは言いません ^^) こういうネタ書いてたら切りありませんのでここまでで止めますが、もちかけられる投資話について一つ鉄則があります「年利3パーセント以上」を約束したら詐欺です。 だってそもそも「年利20パーセント!」なんてのなら自分で借金して自分で投資すりゃいいじゃないか。って話です。古来から言われてますが「美味い話はない」です。皆さんも気を付けて。  ←よろしければクリックくださいませ。  ←こちらもお付き合いくだされば幸いでございます。

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