Ｂｌａｎｋ　Ｓｐａｃｅ

まず、最初にこの日記を読む前にこれを読もうとしているリアルで会ってる友達に言いたい。・・・これには、突っ込まないでくれ。学校は特に。
---------------------本文----------------------------------------------------------------
今日、下校中に“昔の人”に会った。いや、見かけたんだ。
犬の散歩らしくてね・・・私服だったよ。
どうも、向こうもこっちに気付いてるみたい。
友達と一緒だったからさ、、、道も変えなかったんだよな。
今度会ったら話しかけようって決めてたんだよ。
だけどさ、心臓が超早くなってんのがわかるんよ。
「オレ、なにやってんだ。」って、思ったよ。
でもさ、何もできないんだぜ？
ちょっと、可愛くなった彼女と足元でこっちを見ている犬を後ろから見てさ・・・
犬がさ、ずっとこっちを見てるんだよ。でもさ、彼女はそれをひっぱるんだ。絶対にこっちを見ずに。
それでさ、「オレと会いたくないんだな」って思ってね。
無性に悲しくなったんだな。
あの時、不意に呼び止めて笑い合えたら恋も愛も何もいらなかった。
オレは、相当気が弱いらしい。
前から決めてたのにいざってなると何もできなくて、後で絶対後悔するんだな。
後悔するって分かってるのにさ、何もできなくて・・・すごっく、自分が嫌なんだ。
彼女は、きっと話しかければ笑ってくれる。だって、そういう人だから。
だから、だから、なおさら自分がうざくて。
電柱を殴っても痛いだけでさ。ペットボトルを蹴っても蹴りごたえないし。
こういうときに、人は自分を憎むんだなって。
オレさ、結構ナルシストだから、いつもは結構自分の事好きなんだ。
でも、今日だけは世界中の誰よりも憎くて嫌いでうざかった。
この思いはきっと、いつかは消えるんだろう。
これから塾でさ、塾終わって友達と話したら結局忘れてんだよ。虚しいな。
ありえないぐらい、感情に揺れがあるのに・・・
もう、嫌だ。こんなの。・・・でも、今度会ったときに呼び止められる自信がない。
----------そして、今-------------------------------------------------------
塾から帰ってきた。
もちろん、普通に授業を受け友達とたわいのないおしゃべりをして帰ってきた。そして、今日の出来事を忘れようとしてる自分もいた。
ここに、嘘はない。
ＴＲＵＥだ、ＴＲＵＥｗ
大丈夫、忘れずにがんばれる気がするからｗ