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愛のカサンドラ妻 アンニュイな日は五七五

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2019.08.23
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カテゴリ:カサンドラの独白
数ヶ月前、姑が亡なった。
孤独死だった。
ずっと、セルフネグレクト状態だった。
去年、アパートの管理会社から調子が悪いと電話をもらった。
以前から調子が悪そうだったので、旦那に病院へ行くよう再三言った。義姉からも言ってもらうようにと。でも、行かなかった。

電話をもらい、私が無理矢理訪問して連れ出した。保険証が社保から国保に切り替えていなかったらしく、行くのをためらった。が、無理矢理車に乗せた。見ると、前歯がなかった...

近くの総合病院を受診。腰の骨が折れていた。姑はレントゲン室から帰るとき、看護士さんに悪態をついた...ちなみに、まだ60代。即入院の話。ただ、その日大部屋の空きがなかった。個室でしばらく...という話に、帰る!と一点ばり。先生と揉めに揉め、最後はなら、帰れ!という感じ。

仕方なく、連れて帰った。

部屋に始めて入った。セルフネグレクト、ゴミ屋敷だった。とりあえず、椅子に座らせ、その辺を少しかたずけ、痛み止を飲ませて食事を置いてアパートの部屋を出た。部屋は変な臭いがして、昼なのに暗かった。

保険の切り替えに、役所に行った。ことの次第を伝え、包括支援センターのことを聞いた。すかさずそこに電話した。これまでのこと、入院したいができないことを。すると、入院施設のある整形外科を紹介してくれた。お墨付きということを告げると、快く?次の日入院させてくれた。センターから退院したら連絡して!と言われた。

入院中は、お金関係は除いて、洗濯やらのお世話を全部した。退院後、3ヶ月は義姉の家にお世話になっていた。元気になって行くのがわかった。部屋も、旦那と義姉である程度かたずけたそうだ。

アパートに帰って来て、数ヶ月。亡くなった。

お世話をすれば良かったのだろうか。でも、その時、二人の受験生を抱え、仕事帰りの送り迎え、旦那は新人が辞めて業務を一人で一手に賄っていた。帰らない日もあり、まさに絵にかいたようなブラック企業そのものだった。

旦那と姑。似た性質を持つ。私は二人もそのような人の責任を持てないと思った。重責は一人で十分だ。だから、わかっていた。旦那の答えのままにしておいた。法律上、責任は旦那と義姉にある。周囲の人たちは、きっとそれが見えていた。嫌な未来が。

元気だと聞いていた。

ただ、私は知っていた。年金だけでは暮らせない額であることを。かといって節約するではなくタバコを吸い、食事は作らず購入し、洗濯はコインランドリー。義姉が見かねて、洗濯機(壊れてたらい)と炊飯器を購入したそうだ。また、昨年亡くなった祖母の遺産も少しあるとも聞いた。

私は後悔する。あのとき、包括支援センターに連絡して置けば良かったと。恥を忍んで生活保護を需給させ、ソーシャルワーカーに入ってもらえば良かったと。

何度か、旦那に相談した。でも、それほどではないと、何度も言われた。やればできる人だから、昔はやっていたよと。

亡くなったあと、アパートの部屋の掃除にうちと義姉の家族は駆り出された。異様な臭いがした。マスクなしではいられない。壁はヤニだらけで黒光りし、水回りは真っ黒になっていた...近所の方に借金をしていたらしく、義姉が返して回ったらしい。

今、お骨は家にある。お墓の用意がまだできていない。場所はとりあえず購入したけれど、墓石は今から積み立て貯金しないといけない...最後の親子。頑張ろう

福祉の手を、家族に多分本人にも反対されながらもいれた方が良かったのか、悶々とするときがある。あのとき、総合病院に無理矢理入院させておけば、命は長らえたのてはないかと、思う時もある。支払いは、その後の面倒は?想像するのが怖いけれど。

義姉は言う。もう、済んだことよ。終わったの。

終わったのだ。極楽は良いところだと聞く。阿弥陀さまの元、元気にしてくれていると信じている。

18年前の写真を遺影にした。笑顔で、清潔な身なりで幸せそうだ。

人間は年をとる。

これから、どう生きるかをよく考えて行こうと思う。












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最終更新日  2019.08.23 10:39:52
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