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カテゴリ:食品衛生
こんばんは!石塚です!
最近のニュースでサブプライム問題、自民総裁選にならんで多く取り扱われている汚染米の不正転売問題について気になって調べてみたので取り上げたいと思います。 そもそも、汚染米って何なの?なぜそんなお米を売ってるの?と思う人もいると思います。 汚染米とは、 ・カビ(単なるカビ) ・残留農薬(メタミドホス,アセタミプリド)←毒入りギョーザ事件のやつね ・発ガン性カビ毒(アフラトキシンB1) などの何らかの理由で食用に使えないお米のことです。 この汚染米は外国からの輸入米(主に東南アジアや中国)の中に含まれていて、日本に入ってくるようになりました。 当然そんなお米は売れないので処分に困り、工業用のりなどへの加工の目的でのみ売買が許されていました。 しかしその陰で汚染米をそのまま食用にしたりデンプン粉に加工して偽って転売する業者が出てしまい、米問屋、給食会社、酒造会社、食品会社、飼料会社、肥料会社などへ売られ、一般の消費者の手元まで届くことになってしまいました。 このような事態を農水省は長年見過ごしていましたが、ようやく「事故米穀の不正規流通事案に関する対応策緊急取りまとめ」というなんとも硬い文章を発表し、流通ルートの解明や取引の監視の強化などの対策を打ち出しました。 しかし、汚染米に関与する疑惑があがっている企業がアサヒビールなど大手食品会社なども含まれていることから、今後さらに日本経済に影響を与えてしまう可能性もあると思います。 この問題では企業倫理なども問題ですが、企業側も消費者側も安さやコスト面ばかりを重視する日本の現状が一番の問題ではないでしょうか? 自分たちの口に入るものですから、安全性こそ重要ではないかと。 みんないい米食おう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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