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2018/11/14(水)22:02

退職金

◆ ニュース解説(小説)(14)

■[DVDソフト] 河童の三平 妖怪大作戦 VOL.1  今晩わ。 真夜中の精神障害者、血苦死徹夜です。  今日は、ゲストとして、地方公務員の労働組合の人に来てもらいました。 「ところで、あなた達の退職金が出ないのを知ってますか?」 「いきなり、何ですか、あんたは?」 「確か、あなたは、バリアフリーがいいとか、障害者の点字ブロックが必要だとか言ってましたね。」 「ええねそうですよ。必要の無い高速道路を作る位なら、人に優しい、バリアフリーの工事をすればいいと言いましたよ。」 「しかし、高速道路も、バリアフリーの無駄な公共工事も、すべて同じなんですよ。」 「そんな、馬鹿な。」 「つまり、それらは、すべて、あなた方、全共闘世代の退職金で作られているんですから。」 「我々、全共闘世代の退職金?」 「そうですよ。 知らなかったんですか? あなたたちの、労働運動の成果が、すべて無くなる様に、セットされているんですよ。」 「嘘でしょう?」 「本当ですよ。 現に、地方自治体の、旭川市が、財政破綻したでしょう。 みんな、クビですよ。」 「その時は、ストライキだ。」 ■会社がなくなるとき  「何、言っんですか。 退職する人間が、ストなんかしても、全然、恐ろしくないですよ。」 「考えてみりゃ、そうですね。 わしらは、馬鹿だった。」  その時、スタジオのドアが開き、男が入って来た。 「おおっ! おまえは、正義の味方の、赤報隊の西郷隆盛だな。」 「おいどんは、征韓論でごわす。」  と言って、血苦死徹夜に掴み掛かった。  その物音を聞いた、近所の住人。 「おまわりさん。又、例のヤツラが、暴れてるんですよ。どうにか、して下さい。」 「わかりました。 すぐ、何とかします。」  警官は、受話器を置いた。  そして、部下に向かって言った。 「よし、ミニスカポリス、出動準備だ。」 ■さつま隼人 西郷 芋焼酎 25度 720ml 盃付

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