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ゆんたく物語

2020年07月16日
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庭木んんかいスーサーぬ雛(ぴいやあ)




 玄関(じんくゎん)ぬ側(すば)んかいある人丈(ちゅたき)ぐれえぬ南天ぬ末(すら)まんぐらんかい山鳥(やまどぅい)ぬ巣(しい)ぬあし、見当(みや)ていやびたん。主(ぬうし)えスーサー(スーシ)やいびいたん。
 みったい、何時(いち)ぬ間(みい)が作やびたら。
 伸(ぬ)ばがてぃ、中(なか)、見(ん)ちゃれえ、雛(ぴいやあ)ぬ3羽居(をぅ)たくとぅ、大(うふ)どぅんもおいさびたん。してぃみてぃえ、寝(に)んでぃ、とぅばとおいびいたしが、夕(ゆ)さんでぃ、なあ一回(ちゅけん)、見ちゃれえ、親(をぅや)ぬ来(ち)ゃんでぃが思(うむ)たらあ、大口(うふぐち)、があ開(ぶら)ち、鳴(な)ちょおいびいたん。
 うぬ飛鳥(とぅびとぅい)ん、飛鳥やいびいさ。巣ん作ゆらあ、人(ちゅ)ぬ繁(し)じく、出(ん)じたい入(い)っちゃいする所(とぅくる)んかいあらんようい、人ぬ見(ん)だん所んかい作れえ済(し)むるむんぬ。
 くったあ雛小達(ぴいたあぐゎあたあ)が、巣立ち、行(い)ちゅる迄(まで)え、高足(たびしゃ)遣(ぢけ)えさんでえないびらなとおん。家(やあ)んかいぬ出じたい入っちゃいん、二番座(にばんざあ)ぬベランダぬ戸(はしる)からどぅそおいびいる。

琉歌
泣(な)くなスーシ雛(ぴや)
我(わん)や親(うや)あらん
思愛(うみがな)さあてぃどぅ
見(ん)ち見ちゃる

【語句、訳】
 玄関の側にある人間の背丈ほどの南天の梢付近に野鳥の巣があるのを発見しました。巣の主はヒヨドリでした。
 いったい、何時の間に作ったのでしょうか。
 中を覗きこんでみると、雛が三羽いたので、びっくり仰天です。朝は寝ていて静かでしたが、夕方、再度、覗くと、親が来たと思ったのか、大きな口を、いっぱいに開けて、鳴きました。
 その野鳥も困ったです。巣も作るなら、人が頻繁に出入する所ではなく、人気のない所に作ればよいものを。
 これらの雛たちが巣立ちする迄は、気遣いもしなければならなくなりました。家への出入りも、居間のベランダの掃き出し戸からしている次第です。

琉歌
泣くなヒヨドリの雛
私は親でない
可愛いさから
覗いただけである

注:沖縄語ではたんに「とぅい(鳥)」は「鶏」のこと。野鳥は「やまどぅい(山鳥)」または「飛び鳥」といいます。






Last updated  2020年07月17日 11時18分42秒
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