ゆんたく物語

どぅくだらぬ暑さ

　今（なま）あ、台風（てえふう）６号故（ゆい）にいふぇえ、涼（しだ）さいびいしが、くねえだあ、高戸（たかばしる）わい開（あ）きてぃん、どぅくだらぬ暑（あち）さぬ昼（ふぃる、ひる）からクーラーかきらんでえ、ならんあたいやいびいたん。
　報道に故ねえ、本土（やまと）ぬ暑さん、沖縄（うちなあ）やかちじやんでぃぬ事（くとぅ）やいびいん。他所国（ゆすぐに）から来（ち）ゃるオリンピックぬ選手達（いらびんちゅたあ）ん、どぅくだら暑さんでぃち、叫（あ）びとおんでぃぬ事やいびいん。
　１９６４年（にん）ぬばすぬ東京オリンピックぬばあや、確か、うゎあちちぬ一番良（ゆ）たさる１０月（ぐゎち）１０日（か）が開催日やたる筈（はじ）やいびいん。日本（にっぷん）ぬんかいや、「スポーツぬ秋（あち）」んでぃぬ言葉（くとぅば）んあいびいしが、何（ぬう）んでぃちがやら、今度（くんどぅ）ぬオリンピックお、真夏（まなち）んじする事んかいけえなとおいびいん。
　台風ぬ節（しち）んやいびいしが、うぬわきん無（ね）えらんがあいびいたら。
　「平和（ひいわ）友情ぬ祭典（まちい）」んでぃ言（い）らっとおいびいしが、今度（くんどぅ）ぬオリンピックお、コロナぬ事んあい、「いいかあ合（ええ）」、「煽合問答（おおええむんどぅ）」風儀（ふうじい）けえなやあに、異風（いふう）なあやいびいん。

琉歌
風立（かじた）ちゅる水面（みじ）に
影（かあぎ）ぬ映（うつ）ゆみ
心静（くくるじず）みやい
世界（しけ）や観（ん）だな
筆：比嘉　清

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猛暑

　現在は台風６号の影響で少しは涼しいですが、その前迄は窓を片っ端から開けても、あまりにも暑く、昼間からクーラーをかけなければならないほどでした。
　報道によれば本土の暑さは沖縄以上だとの事です。外国から来たオリンピックの選手たちも、ひどい暑さだと悲鳴をあげているとのことです。
　１９６４年ときの東京オリンピックの場合は、確か（過去の統計で）天気が一番良いである１０月１０日が開催日だったはずです。日本には、「スポーツの秋」という言葉が」ありますが、なぜ、今回のオリンピックの場合は、真夏に行う事になってしまっています。
　台風シーズンでもありますが、それも年頭にあったでしょうか。
　「平和友情の祭典」との謳い文句ですが、今回のオリンピックは、コロナ禍でもあり、どうも「言い争い」、「喧嘩分裂」の様相を呈して、異様です。

琉歌
風立つ水面に
影が映るのか
心を穏やかにして
世界（世の中）を観よう
筆：比嘉　清