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今年(くとぅし)ん後(あとぅ)僅(わじ)か
「月(ちち)ぬ走(は)いや馬(んま)ぬ走い」んでぃぬ黄金言葉(くがにくとぅ)んあいびいしが、今年え、いっそうまぬ年(とぅし)やか、さあらない、経(た)ちゃんねえ、思(うみ)やびいん。 コロナに始(はじ)まやい、コロナし終(うわ)ゆる思(うみ)いやいびいん。 秋後(あちあとぅ)からあ、コロナん収(うさ)まいぎさあなやあに、「今(なま)やさ」んでぃ、思(うむ)やあに、いふぃえ、あまくま、歩(あ)っちゃあ歩っちゃあんさびたしが、一年(いちにん)通(とぅう)ちえ、いいくる、何処(まあ)にん行(い)からな、コロナ籠(ぐま)いすぬ日(ふぃい、ひい)んまんどおいびいたくとぅ、ゆくん、あん、思いやびいん。 やいびいしが、秋(あち)ぬ終いがたあんじえ、うすまさ、軽石(からし)ぬ寄(ゆ)やあい、海(うみ)え、いっそうから、はごうくないびたん。 実(じゅん)に、ちゅうちゃんでぃん、異風(いふう)な世(ゆう)、けえなやびたんやあさい。手(てぃ)はごうさいびいしが、うりびけえのお、一人(ちゅい)しえ、如何(ちゃあ)んないびらん。 ただなあ、来年(やあん)や、良(い)い年ないる如(ぐとぅ)、念(にん)じるびけんどぅやいびいる。 琉歌 海行きば軽石(からし) 街行きばコロナ 山やハブ処(どぅくる) 何処(まあ)や済(し)むが 筆:比嘉 清 【語句、訳】 今年も残り僅か 「月日が経つのは馬が走るごとし」という諺がありますが、今年は、平年より、さっさと駆け抜けた感じがします。 コロナに始り、コロナで終った感じです。 秋以降は、コロナも大分、収まりそうになり、「今のいうちに」と思い、少しは、あちこちに足を運んびましたが、一年を通していえば、だいたいは、どこにもいけず、コロナ籠りをする日々でしたので、よけい、そう思うのかも知れません。 しかしながら、また秋以降は、大量の軽石が押し寄せ、海を片っ端から汚なくしました。 ほんとうに、あっという間に、奇妙な時代になってしまいましたね。もどかしいでしが、こればかりは、一人ではどしようもありません。 ただ来年こそは、良い年になるように祈るばかりです。 琉歌 海行けば軽石 街行けばコロナ 山はハブの住処 どこならよいのか 筆:比嘉 清 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年12月22日 16時27分17秒
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