ゆんたく物語

魂脱がする新コロナ

　昨日（ちぬう）ぬ沖縄（うちなあ）んじぬ新（みい）コロナんかい罹（か）かとおる人（ちゅ）お、１４１４人（にん）やいびいたん。夢（いみ）えあらんがあいびいら。
　うぬ拡（ふぃる）まい様（よう）や、どぅくだらなやあいに、なあ、ただ魂（たまし）ぬ脱（ぬ）ぎゆる他（ふか）あ無（ね）えやびらん。実（じゅん）にうん如（ぐと）おる事（くとぅ）んあいびいみ。
　病院人（ちゅ）ん罹かたい、罹かやあとぅまじゅん居（をぅ）たんでぃぬ事なかい、仕事（しくち）、欠（か）ぎゆる人んまんどおんでぃぬ事やい、医療（びょういん）ぬん、前（めえ）足掻（あが）ちんなならんなてぃ、又仕事んしいゆさんなとおんでぃぬ事やいびいん。PCR検査（ちんさ）くるん、侭（まま）ならんあたいけえなとおんでぃぬ事んやいびん。あんどぅんやれえ、なあ、熱（にち）とぅか、何（ぬう）がなぬ風邪（かじ、はなふぃち、ふうち）んでえぬあれえ、そうまりい、症状にゆてぃ、抗体カクテル、打（う）っちゃい、新コロナ用ぬ新薬（みいぐすい）飲（ぬ）まかいすしえ、ましえあいびらんがや。
　恐（うとぅ）るしい世（ゆう）けえなとおいびいさ。
　うぬ有様（ありさま）が新コロナ世ぬ終（う）わいぬ始（はじ）まいやれえ済（し）まびいしが…。超新星ぬ爆発する如（ぐとぅ）。うん如し、念（にん）じやびら。

琉歌（るうか）
コロナ暴（あま）ゆしや
超新星ぬ（一字足らん）
はっぷきゆる事に
似やいたぼり

筆：比嘉清

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腰抜かすほどに仰天させる新型コロナ

　昨日の沖縄での新型コロナの感染者は１４１４人でした。
　感染力のすざましさは、ひどい。ただ、腰を抜かす他、ありません。本当にこんなこともあるのでしょうか。夢かではないのでしょうか。
　医療関係者も感染したり濃厚接触者になったりして、欠勤する人も多数いるとのことであり、医療もこなしきれなくなり、又治療もできなくなっているとのです。PCR検査ですら、侭ならならないほどでのようです。それならいっそのこと、もう、とにかく、熱など、何らかの風邪のような症状があれば、早急に、症状によって、抗体カクテルを打ったり、新コロナ用の新薬を処方するのがよいのではないでしょうか。
　恐ろしい世の中になってしまいました。
　この現状が新型コロナ禍の終わりの始まりであればよいですけど…。超新星の爆発のように（恒星の寿命が尽きる現象）。そう祈りましょう。

琉歌
（今のように）コロナが暴れるのは
超新星の（一字足らず）
爆発と
同じでありますように

註：足掻（あが）ちゅん=（肉体）労働する、農耕用牛馬が足を掻いて働く事に由来する言葉。前足掻ち=前に進む。足掻（あが）ちゃあ＝肉体労働者。

筆：比嘉清