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うちなあぐちぬ特徴とぅ復興2
例(たとぅ)れえ、戸籍名(くしちなあ)や書ち言葉(くとぅば)やい、音引(うんび)ちさっとおる名や話し言葉やんでぃしいねえ、書ち言葉とぅ話し言葉ぬ違(ちげ)えみえ、いふふぇえ分(わ)かゆるむのおあいびらんがや。 元々(むとぅむとぅ)、書ち言葉んでぃせえ、御万人(うまんちゅ)、かきゆる為(たみ)なかい、また宗教(うがんぐとぅ)ゆ保(たむ)ち、広(ふぃる)みゆる為(たみ)なかい、話し言葉ゆ元(手本)とぅさあに、作(つく)らったるむぬどぅやいびいしが、月日(ちちふぃ、ちちひ)ぬ経(た)ち次第(しでえ)、立場(たちふぁ)あ、うっ返(ちぇ)えりやあに、今(なま)いや、書ち言葉ぬどぅ、話し言葉ゆ扱(あち)けえとおるばすやいびいん。 うぬ現象(ありさま)あ、まあぬ大言語(うふくとぅば)ん大概(てえげえ)、同(い)ぬ道(みち)歩(あ)っちちょおいびいん。 あんし、書ち言葉あ、色(いる)んな役目(やくみ)ぬ被(か)んじゅんねえしなてぃ来(ち)ょおいびいん。うぬ一(てぃい)ちえ、回帰言葉(うてぃけえいくとぅば、たちむどぅいくとぅば)やいびいん。 ちぢちゅん。 文:比嘉清 【語句、訳】 うちなあぐちぬ特徴とぅ復興2 例えば、戸籍名が書き言葉であり、音引きされた名は話し言葉だとすれば、書き言葉と話し言葉の違いが、少しは理解できるだでしょうか。 元々、書き言葉なるものは、人民(国民、民族、その共同体の構成する人々)を統治する目的で、また宗教を安定的し、かつ広める目的で、話し言葉を元に発明されたものでしたが、歴史時間の経過とともに双方の立場が逆転し、今では、書ち言葉が話し言葉を制御するという風になってきています。 この現象は、メジャーな言語では大抵、同様な経緯を歩んできています。 そして、書き言葉は、様々な役割を担うよになっています。その一つが、「回帰言葉」としての役割です。 つづく。 文:比嘉清 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年04月11日 11時43分08秒
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