2011/05/05(木)16:17
自然の力との交流・・・「御嶽講」登山
5月1日、佐久内山にある「御嶽山」の、
清々しい頂上に登ってきました。
ユっぴー・コスモスです。
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例年、同行させていただいている、
「講」(御嶽講:おんたけこう、といいます)の登山です。
佐久内山の荒船山系の中にある、「御嶽山」へ。
この「御嶽山」は、きれいな三角形をした山で、
その頂上は真っ直ぐ「木曽の御嶽山」に、向かい合っているそう。
いわば「木曽御嶽山の衛星」?みたいなお山で、
その頂上は、独特の清浄な気に包まれています。
御嶽山(内山)山頂 宮司様、禰宜様と、お二人のお嬢さん(中央)
この御嶽山には毎年、
5月1日に登りますが、年ごとに様子はさまざま。
ピンクのツツジが咲き誇っている年もあれば、
木々の枝に付いた氷が、風にパラパラと落ちてくるような寒い時も。
今年は、曇り空ながら登山中は風もなく暖かでした。
(でも、山中のツツジはどれもまだ固い蕾でした。)
ところが、
山頂に着くとさっと日が射しました。
そして、
祝詞の途中で突然、強風が吹き渡りました。
こんなことは、あまりないことです。
とてもふしぎで、印象的でした。
・・ユっぴーの記憶では、
この山頂に立つときは周りでどんなに風が吹きまわっても、
樹々に囲まれた山頂の空間だけはいつでも、
静かな空気に満ちていましたし。
ですので、
山頂に居るわたし達に、
風がしばしの間、直接当たっていった今年は、
参加した誰もが、
特別な印象を受けたようです。
禰宜様は、
「風がわたし達を浄化してくれたのですね。」
と仰っていました。
そうかもしれません。
神事の間、遠くで「ごうごう」という風の気配が起こり、
だんだん近づいてそして、
山頂の人々の間をしばし洗うようにして、
吹き過ぎて行きました。
何かが意志を持ってそうしたような、感じでした。
その後はまた、
元の通りの静かで穏やかな気配の山頂に、
戻りました。
神事の後は木々に囲まれた山頂に
みんなで腰をおろし、お煮しめなどを広げてつつきながら、
お神酒をいただくのが恒例なのです。
山道を登ってきて、
これがまた、とーっても美味しいのですよね~♪
そして荒船不動尊のお堂まで下り、
そこで終わりの神事と会食をし、
年に一度の御嶽講登山は閉じるのです。
山頂や途中の尾根尾根からは
荒船山や浅間山などの山々が見渡せ、
何ともいえぬ広々とした気持ちになります。
今年は膝のコンディションが良くなかったので
ちょっと心配でした。
けれど、無事に皆さんと山頂まで行けて、ホッ。
芽吹きは遅れていましたが、
鶯など鳥たちのさえずりが時折り響き渡り、
その声は、目に見えない美しい装飾のようでした。
(ただ、鹿や熊などの痕跡が、
今年は昨年までにも増して多かったです。
やはり山の獣たちは急増していると実感しました。
これだけは、人々が力を合わせて何とかしなければなりませんね。)
今回、ユっぴーのカメラが壊れていて、
講のNさんからいただいた写真を使わせていただいています。
(ありがとうございます☆)
(後日、別の方からももし写真をいただけるようでしたら、
また追って掲載・紹介させていただくかもしれません。)
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