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テーマ:暮らしを楽しむ(388754)
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物々交換 島では、お店などのお金を使うところが余りありません。 お店が2,3軒と漁協の購買部。 コンビニもなければガソリンスタンドも無い。 無論、パチンコ屋なんてあるわけがない。 人口が600人しかいないし、そのほとんどが65歳以上のお年寄り。 あまりお金を使う購買層とは言えません。 だから、商売をやっても採算ラインに乗らないのでお店をやろうという人はいないんですね。 もっぱら島の経済は、貨幣経済ではなくて物々交換です。 お年寄りたちは島のお祭りとか正月、節句なんかには必ず赤飯とか煮付けとか作ります。 そして、必ず我が家にもそのおすそ分けがいただけるんですね。 複数の家からもらっちゃうときは大変です。」 もちろん、我が家だけでは食べきれないので他の外人部隊(よそからの移住者)に持っていきます。 野菜とかもそう。 収穫時、食べきれないからといっては持ってきてくれます。 息子がマグロ船に乗っていて、定期的にマグロのブロックをどさっと送ってよこすのですが、その時もいただけます。 カツオの場合は半端じゃあない。 カツオを取りに来いという電話で、早速取りに行くと5kg位のカツオを3本もよこされます。 まいったな~と思いながら家に帰ると、玄関にカツオが2本置いてある。 こんなのって、40年位前の日本って感じ。 すっごく、ありがたいですよね。 もちろん、こっちも何かあるごとにお返しというか、して上げています。 だから、島の経済は助け合い経済の物々交換です。 してもらっているから、何かしてあげたいと思うのは自然です。 表面上は、物が行ったり来たりしますが、実は“愛のエネルギー”が行ったり来たりしているんですね。 続きは次回・・・・・ 追伸 毎朝、鴬の声で目覚めます。 半月前はあまりうまくさえずることができなかったのに、今朝の声は美しく歌っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.15 05:47:11
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