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カテゴリ:島の生活
ようこそ、お越し下さいました。 3月17日(木)に、 自衛隊のヘリにて島に渡ることができました。 これには、いろいろな方々の 熱い熱意があって実現できました。 その経緯をここで紹介することはできませんが、 大きな愛に支えられました。 本当に、ありがとうございました。 空から見た網地島は、 いつもと変わらぬ姿を見せていました。 ヘリポートは、小学校跡の校庭です。 多くの島民が待っていてくれました。 前回の記事でも書きましたが、 島民全員の無事をみんなの口から 聞けることができ、本当に嬉しかった。 怪我ひとつないということ。 島は、前から思っていましたが、 災害に強いという事が改めて証明された感ありです。 津波に対しては、つるっと逃げてしまうので 本土のように競り上がってはいきません。 でも、浜に近い所は、本土と同じく家は流されました。 船もほとんど流されました。 私のボートは、その腹を見せて 海水浴場にひっくり返っています。 食料や水といった救援物資は、 十分とは言えませんが 自衛隊や米軍のヘリで運ばれてきています。 やはり、大きく不足しているものは、 ガソリンや発電機です。 米も不足しています。 他所も、苦しい避難生活を余儀なく されていると思えば不満は言えません。 物資が運び込まれるその都度、 ありがたく、ありがたく、 目頭が熱くなります。 島では、そのほとんどが家は健在なので、 家で寝起きしている人が多いです。 携帯電話が通じづらいため、 私のデータ通信のインターネットは繋がりづらいです。 やっと、インターネットができました。 場所と時間で、電波の状況が違うようです。 地震から10日が過ぎ、 かなり整理されてきた島の生活。 普段なら、決して食することのない インスタント味噌汁、美味しかったなー。 改めて、今までの価値観を問われています。 船をつける岸壁は、陥没のため波に洗われています。 漂流物もおびただしく、通常に戻るのはいつになる事やら。 皆様には、大変ご心配をおかけしております。 数年前の我が家の火事で、 島の人達には返しきれない恩を受けました。 今が、その恩に報いるチャンスと心得ております。 今は、日本が試されている時。 その集合意識如何で、日本が、世界が、銀河が変わる! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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