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ようこそ、お越し下さいました。 少しずつではありますが、 状況の把握がなされてきています。 網地島での家屋の全壊、 もしくは今後の使用は 不可という家屋が長渡地区約25棟、 網地地区で約15棟程度となっているようです。 それは、海浜地区に集中しております。 現在の通信手段は、 自衛隊から貸与された緊急用の衛星電話、 個人の携帯電話は少しづつ使えるようになってきました。 (繋がる時間帯と場所が毎日変わりますが) 我が家の損傷は、 お客様用のダイニングルームとして 3年前に建築した建物が、 傾斜地の為か、地盤が50CM位陥没し、 コンクリートの基礎が大きくずれて 建物が傾いてしまいました。 母屋では、海に面した大きな窓ガラスが飛ばされて破損、 ペンションでの評判が良かった器が多数壊れました。 よくぞ、この程度で済まされたと、 胸をなで下ろしております。 電気、水道、電話といったライフラインは 復興のめどはついておりません。 朝、コップに1/3位の水で、 歯を磨きタオルを濡らして顔を拭いております。 3月17日に島に渡って、 家のことで初めにやったのは トイレを作ること。 ストレスで我慢したりして 便秘になってはまずいので、 せめて現状で快適?にいたせるよう、 その辺の廃材で物置に 洋式便器風なるものを作りました。 下には、発泡スチロールの箱に砂を入れ、 その都度砂を入れ替えるという方法。 まるで、猫ちゃん風ですね。 お風呂は、この12日間で1回入りました。 雪が降って溶けた水を貯めてね。 見た目は濁ってはいますが、 髪の毛や体を洗うには十分です。 さいとうたかおのコミック 「サバイバル」そのものといった感じ。 毎日、飲料水と台所で使う水を汲んできます。 島民の分も、汲んできます。 数件の屋根を壊された部分の修理もしました。 島民の不安を解消できるって、 何とありがたいことか。 本当に、 「させていただいて、ありがとう」 といった感じです。 多くのコメントをいただきましたが、 お返事ができず申し訳なく思っております。 私のノートパソコンのバッテリーが持つ間、 電波を探してほっつき歩き、 たとえ繋がっても自分のページを 確認するだけで精いっぱい。 返事を書いてGO! チロリ~~ン 切れましたという場面が数々。 でも、電波も少しづつ改善されているようです。 そろそろ、写真も張ってみようかと。 でも、日中と暗くなる前の勝負だから なかなか時間が取れないのも事実。 日中は、島民の食事当番や、 ヘリで運ばれてくる救援物資の搬入やらで、結構忙しい。 来て下さる方々の、熱い思いは十分感じております。 それが、大きな想念という エネルギーになって私を 後押ししてくださいます。 幸いにして、島の方々の波動は高く、 自分さえ良ければという考えの人は皆無です。 だから、お年寄りのそういう健気な思いに 何としてでも答えなければと思うばかりです。 どうか、ここに来て下さる方々の、 熱い思いをもっともっといただきたい。 この網地島から、 被災地を変え、 日本を変え、 世界を変えられるような、 そんな波動を発することができたらいいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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