|
カテゴリ:アセンション
ようこそ、お越し下さいました。 もう、10年くらい前になるのでしょうか。 「がんばる」という言葉を、 私の中から抹消したんですね。 その理由は、いったい何でだったんだろう。 きっと気負わず、 無理をせず、 在るがままに生きることを 心に決めた時からか。 激せず、騒がず、 競わず、随わず(そわず) という生き方かな。 挨拶の一つとして「がんばってね」と、 日常的に言うことは普通ですね。 私は、その時から日常的挨拶からも 「がんばってね」という言葉はなくなり、 「楽しんで来てね」という言葉に変わりました。 「がんばる」を抹消したといっても、 決して自堕落に生きることでもなく、 努力を怠ることでもなく、 楽しんで人生を生きるという事に 変わりはありません。 何かの試験を受けようとしている人のように、 難関にこれから向かおうとしている人に励ます言葉として、 「頑張って」という言葉ではなく、 「楽しんでね」と言ってきた。 それが、この震災からどうも 微妙に違ってきました。 家が流されて不安になっているお年寄りの人に、 励ます言葉として「楽しんでね」はないだろう。 今起こっていることは、 すべてが必然で・・・・・ というようなスピリチュアルな 言葉を言ってもね~~~。 精神性や霊性のことに 触れている人ならともかく、 島のお年寄りにはもっと 相応しい言葉があるはずだ。 それが、 「頑張ってね。きっと良くなるからね。」 という言葉が似合っている。 近頃は、会う人会う人、別れ際には 「めげちゃあ駄目だよ、頑張ってね。」 と言ってしまっている。 「人を見て法を解け」という お釈迦様の言葉のように、 人と状況に合わせた対応が必要なのですね。 地震から半月を過ぎ、 お年寄りには不安はあるものの 日々の暮らしは落ち着きが出てきました。 本土では、もっと悲惨な状況が展開されていることを、 やっと見られるようになったテレビが語っていました。 このことも、 大きな大きな流れ、 人間レベルでは うかがい知ることができない 天の経綸と思われます。 物が無くとも、 心豊かに大和民族らしい 人を慈しむ心を忘れずに いたいものです。 夏までには、あの美しい白浜がよみがえるのだろうか。 使い勝手の良かったマイボート、海水浴場の端っこに寝ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アセンション] カテゴリの最新記事
|