あるがままに生きる

2014/06/28(土)05:57

「天」の采配

島の生活(286)

ようこそ、お越し下さました。 梅雨真っ盛りというこの時期、 島は全くカラカラです。 そのせいで、外の作業は大いにはかどり、 シーズンに向けて順調です。 7月になれば本当の梅雨に入るのでしょうか??? いろいろな面で気候がおかしくなってきている。 地球の歪みを修正しようとする、 地球自身の自浄作用か。 まあ、それも自然です。 天のなせる業でしょうね。 さて、昨日はちょっとしたアクシデントが起きました。 島の我が家の駐車場に止めていた 軽ワゴン車の運転席脇のガラスが割れていました。 一昨日の午後に私が停め、 翌日の午後に割れを確認いたしました。 私の18歳から63歳までの45年間で、 こんなことは初めてです。 状況を客観的に推測するに、 おおよその予測が経ちます。 証拠や目撃情報は全くないけれど、 誰がどのようにして割れる羽目になったのか、 推測できました。 本人から言ってくれるのを待つか、 こちらから軽くジャブを打つか・・・ そんなことを考えた半日、 うじうじとした時間が過ぎました。 クルマ屋さんに確認したら、 ガラス代は12000円で工賃6000円、 船賃3000円として2万円強だと言う。 もし、らしき人から 「俺がやっちゃったみたい」 と言ってきたら、 「わざとじゃあないんだからいいよ。」 と言うだろうし、 言ってこなかったなら、 疑いの目でその人を見てしまいそうだし・・・ 自分でガラスを入れ替えることが出来れば、 ガラス代のみでOKだし、 まずはドアの内張りを外してみようと試みました。 結構難しい面もありましたが、何とか出来ました。 そして、ガラスを割った人が 割ったことに気付かなかったかもしれないし、 気付いても言い出しづらかったり、 そんなことを思いながら作業をしていた時、 決めました。 何もかにも不問とし、 割った人がいたとしても 「許す」ことにして、 何も言わないでおこうと。 ガラス代は、 お布施として天に預けようと。 そう決断し、家族にもそうすると言いました。 そしたら、「それがいいよ。」と、皆が。 「きっとどこからか、その埋め合わせが来るよ。」 とも言われ、心が一気に軽くなり、 何事もなかったようにいつもの自分に戻りました。 するとその日の夜に、 「明日食事に行くから」 と馴染みのお客様から電話をいただきました。 翌日、その方のお会計は11300円。 12000円を渡され、「釣りはいいよ。」と。 何だ、これでガラス代が出たじゃあないか。 「うちって、いつもこうだよね。」 「そう、見事にこうなるね。」 そうなんです。 今までも、そういう形のお布施は すぐに跳ね返って来るようです。 これも、「許す」とい事が出来た ご褒美なのでしょうか。 「天」は、確実に見て下さっています。 そして、憎いくらいの采配が見事です。 “うふふ”です。

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