あるがままに生きる

2017/08/08(火)04:43

命の水

人生観(148)

ようこそ、お越しくださいました。 台風5号のおかげというか、 思わぬ休暇ができました。 7日は船が動くけど、 8日は全便欠航と予定され、 7日の宿泊客は帰れなくなるということで、 すべてキャンセルにさせていただきました。 それでもって、7日宿泊のお客様の朝食が終わったら、 1日か2日のお休みを頂けました。 この間のお客様には、ちょっと可哀想ですね。 大雨で困っていらっしゃる地域もある中、 私たちはまだまだ幸せです。 さて、私の病気のことをブログに書きましたでしょう。 そのせいか、その事を気遣って下さるお客様が多くいます。 特に、常連さんで毎年来てくださっているお客様が。 私は至って元気なのですが、 やはり癌という事なんでね、はい。 前回書きました「命の水」ですが、 30年近く前に行ったきりで、 その後その場所がどうなっているかも解りません。 きっと八甲田山系の国有林だと思いますが、 どうなっているでしょうか。 湧き出ている場所がけっこう奥で、 車で行ける所からさらに奥に入って行き、 そして沢をぐっと下る。 足場も悪い。 前回は20Lポリタンク 100個という大量だったもんで、 水の汲み上げにポンプで吸い上げ、 長いサクションホースで上まで引っ張りました。 .今回は、ポリタンク5~6個程度にしようかと。 それで、ポンプは使わずに 背負子で背中に担いで運ぼうかと思っています。 けっこう急勾配の上りと距離もあるので、 きついとは思いますけどね。 この「命の水」に関わっていた頃、 東北から関東以南まで 「すごい」と言われる湧水を求めて あっちこっち歩いたな。 会社まで作っちゃって。 社名は(株)如水(じょすい)といいまして。 戦国時代の武将の黒田如水は、 あまり意識はしませんでした。 普通の意味は「水の如く」なんでしょうけど、 この場合は違います。 逆の「如くの水」なんです。 「如く」とは、「如来」(にょらい)に起因するのか。 大日如来とか釈迦如来とかいらっしゃいますが、 「如くの所(次元)から来られた存在」 という解釈があります。 仏教では、大日如来といえば大元の仏、 宇宙そのものというとらえ方をしていますね。 如くの所とは、私たちが住んでいるこの次元ではなく、 神の領域である高次元を指します。 だから、如来様は菩薩様とは違って神の領域の存在で、 そこから来られた存在ということになります。 ここから、「如くの水」とは、 如くの世界に通ずる水、 人間の人知には及びもつかない 次元の水ということになります。 そういう水を扱う会社ということでしょうか。 でも、こういう水を商業ベースに 乗せることって駄目なんですよ。 それであわよくば一儲けして なんて考えていたのも事実。 「お金」にしちゃあいけないんですね。 結局、この会社は消滅させましたけど。 私の母が、くも膜下出血で倒れ 医者には生存は5分5分と言われましたが、 島に連れてきてこの「命の水」 を毎日飲ませて16年間生きてくれました。 病院からもらった薬は一切飲まずにね。 あの頃は、人に飲んでもらおうとしていましたが、 今は自分が飲むことに専念しています。 医療効果が認められるとした水を追いかけ、 人に配って喜ばれ、そのために設立した会社も潰し、 水を追いかけすっ飛んで歩いた10年間、 無駄になったようで無駄になっていない。 今、私が結果はどうあれ効果を期待して飲んでいる。 あの10年は、このことの為の10年だったのか。 なんせ、私の名前から言っても、 「水」に縁がある訳ですから。  

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