スローダウン!

2010/08/09(月)19:01

山にしか見えなかった雲

◆徒然な日記(153)

ここ数日、いや二週間ぐらいか、きれいな夕焼けが続きました。 薄暮から空が赤く染まる頃は、 気温も幾分下がるので、この時間帯に走るのは気持ちいい。 冬の朝焼けも心身ともに引き締まって非日常感が味わえますが、 夏場の夕焼けは子どもの頃に日が暮れるまで遊んだ記憶が うっすらと蘇るのでほんの少しだけ感傷的になれます。 冒頭の2枚はついこの間、あそびに出かけた江ノ島の夕日。 左側にうっすらと富士山が映ってますが、見えますか。 こちらは三ノ輪の商店街。 「夕やけだんだん」で知られる谷中銀座。 近所の隅田川。川面が不思議な色になつてこれまたキレイです。 自宅すぐそばの少年野球場より。 ランニングコースの荒川土手。 こちらも荒川土手からみた秩父方面。 上の写真のように遠くに映し出される雲を、子どもの頃、山だと思ってました。 雲なんだから翌日は違う形なのに、ずっと山だと信じてたんです。 実に単細胞ですね。 何歳頃、そのように思い始め、そうではないことに気がついたのが何歳だったか。 とっくに忘れてしまいましたが、大人になった今でも 青い空に浮かぶ雲よりも、 地平線に水平に広がるあたかも山のような雲のシルエットに 見とれてしまいます。 そんな思いで夕焼けに向かって走っているとき、 前方にカメラを手にした若者が僕を待ち構えるようにしていて、 彼の前を走り抜けて間もなく、シャッターの音がしました。 はは~ん、これは「夕焼けとランナー」ってところだな。 後姿は自信ないけど、シルエットだろうからとりあえず絵になるんでは? どこの誰だかわかりませんが、どこぞのブログで映ってたりして。

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