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2012.03.13
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カテゴリ:読んだ本
今回読んだ本は、もったいない話ですです。

ひたすら、もったいないものについて書いてあります。
もったいないという考え方自体、日本特有のものだと
どっかで聞いたことがあります。

たしかに日本にいると、すべてのものに限りがあるというのがよくわかります。
土地、水、資源、いずれも日本においては限りがあり、近隣の諸国に比べれば
恵まれているはずの水も時々不足し悩ませてくれます。
だからこそもったいない使い方をしないように
日本人は生きてきたわけでその生き方が日本人の心の中に住み着いているようです。

しかし、第2次世界大戦後の大量消費社会を迎え、足りないものは輸入すればよいという
考え方が広く広まり、無駄に使ってもよいという風潮が広まってしまったのではないかと
感じた次第です。

日本人はものすべてに神様が宿ると考えていると本書の中では述べています。
確かにすべての物にありがたり、大切に使うようになっていました。

今一度その考え方を取り戻すべきだと感じます。

タイトル:もったいない話です
著者名:赤瀬川原平
出版社:筑摩書房





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Last updated  2012.03.13 12:18:38
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