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大峯千日回峰行 修験道の荒行 塩沼亮潤さんの本を読みました。 大峯千日回峰行 修験道の荒行 [ 塩沼亮潤 ] 比叡山の千日回峰行と大峯千日回峰行とあるようです。 比叡山の千日回峰行は51人の方が満行されているようです。しかし私の記憶では大峯千日回峰行は2人しか達成されていないと思います。簡単に優劣はつけるのはおかしいのですが大峯千日回峰行は特に厳しく塩沼さんは相当苦しんだようです。食事がとれないだけでなく腹痛と下痢の症状で通常の人であれば歩くことさえ無理な状態だったようです。 おにぎりを二つにサランラップにいれておにぎりを食べる時はお水を口に含んでおかゆの状態にしてのみ込まないと胃があれてしまうそうです。 48キロを夜中の零時半から午後の三時半まで大峯の山中を歩くそうです。 行が始まって一カ月ぐらいすると爪がボロボロになるそうです。栄養失調状態に血尿がでるそうです。 口では簡単に言いますが相当きついというか身体には通常ありえない状態になるのでしょうね。 塩沼さんが言われていることで心に残っているのは 「山をはなめてはいけないし、山は怖いということを念頭においてあるかせていただく」 「優しく歩けば山もこたえてくれる」 「いいことをすればいいことがかえってくるし、人生と一緒です」 私もそのような感じで歩いています。 山ではありませんが広島の平和記念公園では特に考えて歩きました。 なぜなら平和記念公園の河川を工事するといまだに人骨が発見されるようです。 そのような土地をずかずかと歩くことなど到底出来ませんでした。 そこで亡くなられて方々の最後の地を考えなければいけないと思ったのです。 山や自然そして人々の思いを謙虚にして感謝して歩かせて頂きますという思いは常に考えております。 塩沼亮潤さんは宮城県仙台市太白区の福聚山 慈眼寺の住職として活躍されているようです。 檀家を持たない祈祷のみのお寺のようです。 一度、お会い出来たらな~とおもっております。 本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.30 21:19:30
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