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王貞治 回想 を読みました。 王貞治―回想 (人間の記録) Amazonへのリンク イチローさんが野球人として人として尊敬できる数少ない人とお話しされていました。 私の友人も王さんが昔、多摩川グラウンドの時代にサインをもらった時に素晴らしい人柄だったと言っていました。私自身も王貞治さんは一番好きな選手でした。 この本の「王貞治 回想」では王さんがプロに入ってから現役を引退するまで、ではなく引退後のことやプロに入るまでの子供の頃の話などが書かれていて王さんがどのような人生を歩んできたかがわかり興味深い話が聞けて勉強になりました。 P14 真相 王さんが引退するまでに至った経緯が書かれています。 篠塚選手や中畑選手がピッチャーの戸田選手のボールがスピードが全然ないんだが・・・ と言っていたが王さん自身はとてつもなく早いボールに見えたそうです。 シーズン入る前にはそのようなことは無かったそうです。 このようにも書いてありました。 「私の場合、ボールを目で捕える、打つ、という感覚にズレが出てきた。このずれは、8月、9月と日がたつにつれておおきくなっていった」 これはバッターとしてかなりの精神的なショックが大きかったのではないでしょうか? 場合によっては恐怖にもなりそうです。 寂しい気持ちであったとも書かれています。 最後には年には勝てないと書いてもありましたから。 P176 鉄拳 王さんが堀内選手を殴った話が書かれています。 あの王さんが人を殴る・・・・ にわかに信じられませんでした。 若い堀内選手はナインが一丸となって行こうとしたときにどうも門限は破らなかったものの「門限をやぶらなかったぞ」の一言と長電話が王さんには若い堀内選手の勝てば良いという考え方に問題があると思ったようです。 手加減せずに殴ったので堀内選手は1メートル位ふっとんだそうです。 手加減するなら殴らなかっただろ。 殴る時は心をこめて殴る。 王さんが書くと変に納得してしまいますね。 立ち直るための鉄拳なら暴力とは言えないと書かれていました。 王さんの野球に対する一途さが出ているエピソードでした。 本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.13 20:24:31
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