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テーマ:野菜を育てる(2326)
カテゴリ:野菜作り
ほんとの野菜は緑が薄い 河名秀郎さんの本を読みました。
ほんとの野菜は緑が薄い (日経プレミアシリーズ) [ 河名秀郎 ] この本に書かれていることはどうとらえるかによって変わりますが有機栽培と化成肥料などを使った栽培方法や肥料をあまり使わない方法などでどのように野菜が出来るかを書いた本です。 私も漠然と考えていたのですが牛糞などには抗生物質などが含まれていると聞いたことがありますしそのような肥料をつかっても本当の有機栽培といえるのでしょうか?ただ言えるのは牛糞を入れると収穫量が増えるとは思います。 実際に鉢植えで庭で栽培したナスは多くの実をつけましたし牛糞を使用していない野菜畑よりも2週間ほど長く栽培出来ました。 P28腐る作物と発酵する作物 キュウリの腐敗実験の様子が書かれています。 一般栽培は農薬と化学肥料を使って栽培したものは腐ってしまいました。 有機栽培の物は腐って悪臭を放っている様子が書かれています。 自然栽培の物は発酵していい匂いがしたそうです。 この結果をどこまで信じて良い物かはわかりませんが有機栽培の肥料が動物性のものは良くないと書かれていますね。 当方では米糠を発酵している物を畑に撒いています。 このおかげでジャガイモは非常に甘く美味しいと評判がいいのは間違えありません。 肥料が無くても栽培出来るのであれば良いと思います。 しかし現代の農業では多くの数を栽培しないと立ち行かないことも事実です。 肥料自体がどのようなプロセスで作られているのかを考えないと間違った評価をする可能性が出てしまうと思っております。 安心、安全をどこまで追求しコストの兼ね合いが永遠のテーマではないでしょうか? この本に書かれていることを私は実践できるかと言われれば無理だと思います。 ただ言えることは自分の中で出来る範囲で良いところを取り入れていきたいと感じています。 最後に私が言いたかったのは最後に生産者と買われるお客様お一人お一人がどのように考えて行かれるかによって農業が良い方向に変化していくと思います。 本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.16 21:54:25
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