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テーマ:ドラマ大好き(3458)
カテゴリ:好きなドラマ
ドラマ やすらぎの郷 最終回を見た感想
ネギ 十国一本太 この頃のドラマを見ることは全くと言う程無くなりました。 NHKの大河ドラマも見なくなってしまいました。 どうしてでしょうか? 脚本が悪い?俳優が悪いのかな?それとも他の問題かも? 実は俳優養成の関係者の方も言われていましたけどNHKの大河ドラマですらあまり良くない状態のようです。 私は専門家ではありませんがどうにも絵作りが軽い感じが致します。 脚本、撮影、配役どれを見ても中途半端になっているように感じられてなりません。 今、独眼竜政宗を見ながら書いています。 俳優の方々の間と言うか目力が違うし撮影の技術、脚本家の勢いが違うんですよね~ 豊臣秀吉役の勝新太郎さんの眼が達磨の目に見えました。あのような眼光を出せる俳優さんはごく最近みれません。 さて「やすらぎの郷」を14日ほど前から見ていました。 脚本家の菊村栄は愛する妻が認知症にかかり自宅で介護していたが亡くなってしまいやすらぎの郷からの入居をもちかけられる。 なにかと人の良い菊村さんは一癖も二癖もある住人達との関わりで色々と問題が起こる。 シナリオ的には面白かったのですが無理な展開もありドラマですからと・・・・思いながら見てました。(笑) さてやすらぎの郷に出てくる方々は錚々たるメンバーです。良く出演してくれたな~という方もいました。 さて最終回に脚本家の倉本 聰さんの気持ちが綴られたセリフがありました。 「あそこに、1本、立派な樹が見えるだろ。」 「あの樹を欲しいという者がいて、樹を切って、庭に植えたんだ。 でも、立たないよね。当たり前だよ、根がないんだから、立つわけがないよな。」 「樹は根があって、はじめて立つものさ。でも、根は見えないからね だから、根のことを忘れてしまう・・・忘れて、枝ぶりや、葉っぱ、花や実、 そういうものばかりを大事にしてしまう。だから、今のドラマはダメなんだよ。」 なるほどこれを言いたかったんですね~ 確かあるドラマでこのようなやり取りがあったそうです。私の好きな俳優で松田優作さんがコーヒーを飲むシーンがあったそうです。 松田優作さんは「このコーヒーはブラックなのか?ミルク、砂糖を入れて飲むのか?」とやり取りをしたそうです。 このようなこだわりが俳優として見えないところを気にかけるような方がいるのでしょうか? そして見えないところを大事し努力することで得られる雰囲気を大事にすることが今の時代にそぐわないのかもしれません。 といっても数字ばかりを追うばかりを気にして一番大事なところを無くしては良い物は出来るはずがありません。 「樹は根に拠って立つ、されど根は、人の目には触れず」 植木もそうですが移植するときは根回しと言う作業をいたします。 そうしないと細かい根が出ずに枯れる可能性が高くなります。 ぞくにいう「根回し」はここからきているかもしれません。 根と言う物はこれほど大事なものですから。 本日も最後までお読み頂きましてありがとう御座いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.15 22:58:41
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