植木屋の三代目をやってます村野園のブログです。

2021/05/06(木)23:52

どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役 福本清三さんの本を読みました。

この本を読んでます。(83)

​​​どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役  福本清三さんの本を読みました。​​本日は病院に行ってきたので空き時間に福本清三さんの本を読んでいました。 聞き書きは小田豊二さんです。 楽天には取り扱いが無いようでしたのでAmazonへのリンクをはっておきますね。 ​どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三 Amazonヘのリンク​ ​ ​​実は時代劇が大好きで毎週よくテレビで見ていましたね~ ​​​最初の頃は時代劇の立ち回りは主人公の侍を見ていました。 しかし20代後半からは斬られ役の動きを見るようになっていました。 その中にエビぞりに派手に斬られる方がいるな~と思っていたその人が福本清三さんとわかるのにかなりの時間がかかりました。 この本には福本さんの15歳の頃に東映京都撮影所に入社してからのお話やご自身の生まれ故郷のことが書かれております。 東映では毎月多くの時代劇がつくられており大部屋という東映の俳優さんが常駐している部屋には多くの時代劇の俳優さんがいて座る場所もかなり気を使ったそうです。 そうですよね~周りにはその世界で何年も仕事をしている方が多くて大変だったと思います。 毎日、多い時で色々な時代劇の映画の撮影で一人で十人ほどのエキストラをしたそうでいや~本当に大変だったんだな~と思います。 浪人から死体役、どの作品に出ていたかわからなくなるほどの忙しさ・・・頭が下がりますね~ このような方々の御蔭で今の時代劇と言う文化が出来たんですね。 P40 名誉ある駕籠かき 工藤栄一監督さんのお話が書かれています。 ある作品でお殿様を乗せて駕籠をかついてお城に戻らなければならないシーンの撮影で殿様駕籠をかつぐところがあったそうです。 その殿様駕籠が相当重くて、なんと田んぼの中を走るというシーンを撮ったそうです。 工藤栄一監督は「行けェ、急げェ!」と言うだけで無茶なことを言われたそうです。 福本さんには良い思い出なのかもしれませんね。 だって50代でまたそんな監督のような方と仕事をしたいといわれていますからね~ P44にはこう書かれています。 同じ駕籠かきでも、そんな思いでがあるんやから、名誉ある駕籠かきでっしゃろ。 どんな仕事でもいい。いい思い出を作れ。 これが<大部屋俳優の知恵・某の三>でんがな。 この「いい思い出を作れ」はいいお話だな~と思います。 私の良い思い出はとにかく治療院で良い治療をして何人かですがお助け出来たことです。 思い出の中には場合にもよりますがやはり自分自身に自信が出来た時にその思いでが出来るのかもしれません。 P110 涙の黄疸 とにかく安い給料でのお仕事で栄養失調になり黄疸が出てしまった時があるそうです。 あまりにも過酷ですよね~ 東映に手紙をお姉さんが書いてくれたそうで、どうすればお給料があがるんですか?とか相当粘ってくれたみたいです。 家族がそんな状態になるまで働いて食べることが出来ないんだから心配にはなりますよね・・・ 良いお姉さんだな~と思います。 もっと書きたいことがあるんですがこの辺にしておきますね。 ​ ​今日も何とか作業が終了いたしました。 明日も頑張って行きましょう~ 本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。​

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