混植用のバジルを播種して覆土によりどのように変化するか?その2
本日は天気もよく最高温度は31℃ほどあったようです。
かなり暑くて作業中に頭が少し痛くなる時が少しありました。熱中症の方もいたと思います。
オーエスワンを何本か買っておこうかな・・・
さてバジルの苗の途中経過ですが・・・
げんきくん特号での覆土
かなり発芽しております。
ホワイトカリウの覆土 ケイ酸カルシウムでの発芽はかなりまばらです。
バーミキュライトの覆土 水持ちが良いのか発芽がそろっておりますね~
パラワンサンドの覆土 発芽しているのですが頭が出るまで時間がかかりそうです。少し硬いのかな?
一度頭が出たら早そうです。
話が変わりますが今年のネギの栽培で気になった点がありました。
今年はネギアザミウマの被害が深刻なようです。
当方でも一日前には気づかなかったのですがいきなりとりついていたようで被害にあいました。
以下は病害虫・雑草の情報基地さまより引用いたしました。
被害
成虫および幼虫が伸長途上の葉の表面を舐めるように食害する。食害痕はかすり状の白斑となり、多発すると葉全体が白化し、生育抑制や枯死を引き起こす。このため、緑色部を出荷する葉ネギの場合には、本種の加害を受けると商品価値が著しく損なわれる。一方根深ネギは軟白部に緑色部の一部のみを付けて出荷されることが多いため、出荷直前に新葉への寄生が少なければ、育苗期の加害による生育の遅れを除くと比較的影響が少ない。このほか、花球(ネギ坊主)にも寄生し結実障害を発生させるため、採種ほ場では採取歩合の低下が問題となることもある。また本種は重要な植物ウイルスであるTSWVおよびIYSVの媒介者であり、ネギ類では本種のIYSV媒介によるえそ条斑病の発生も問題となる。
被害作物
ネギ(ワケネギを含む)、アサツキなどのネギ属作物、その他多くの植物を加害する。
発生
ネギには数種類のアザミウマが寄生するが、ネギアザミウマがもっとも多く、大きな被害をもたらす。雌成虫の体長は1.1~1.6mmで、体色は淡黄色から黒褐色まで変異が大きく、一般に夏季は淡色系、冬季は暗色系の個体が多い。本種は日本をはじめ全世界に広く分布し、農作物を加害するアザミウマ類の中でも特に重要視される種の一つである。発育零点は10.8℃であり、25℃では卵~羽化までを16~17日で経過する。非休眠性であり、主に成虫が植物上で越冬する(暖地では一部幼虫態でも越冬)。暖地では3月、温暖・寒冷地では6月頃から増加して盛夏に多発し、初冬まで活動する。暖地では年間約6世代、寒冷地では約3世代を繰り返し、1雌当たり平均約70個を産卵する。従来、日本では産雌単為生殖(未交尾の雌が雌を産卵)の系統のみが知られ、雄は発見されていなかったが、近年、産雄単為生殖系統(未交尾の雌が雄を産卵)の生息が確認され、最近は各地の圃場で本系統が優占するようになっている。
防除
ネギでの本種の防除に利用可能な登録薬剤は多いが、高い防除効果が長期間持続するものは少なく、化学合成農薬のみによる防除は困難である。本種の寄主となるほ場周辺の雑草の防除や残渣の適正な処分などの耕種的防除法や、アザミウマ類に対する侵入防止効果が注目されている赤色防虫ネットなどの物理的防除法を積極的に取り入れる必要がある。また、減農薬管理を行うほ場では土着天敵も発生するため、植生管理などを活用してこれらを保護することによる生物的防除法の確立が期待される。
薬剤(農薬)
アクタラ、アグリメック、アドマイヤー、ウララ、コルト、グレーシア、スピノエース、ダントツ、ディアナ、ハチハチ、ファインセーブ、プレオ、ベストガード、ベネビア、モスピランなど。アルバリン、スタークル、ヨーバルはかん注処理もできる。ベリマークはかん注処理できる。
ハチハチ乳剤(トルフェンピラド)、ダントツ水溶剤(ネオニコチノイド系)、ディアナSC(スピネトラム)、アディオン乳剤(ペルメトリン)、プレオフロアブル(ピリダリル)
次回はその辺の話をしたいと思います。
今日も何とか作業が終了いたしました。
明日も頑張っていきましょう~
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。