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2016.07.02
カテゴリ：造園
 お客さんから庭木の病害虫について相談を受けた時にのために日頃から愛用している参考書があるんですけど、その本には「松の葉ふるい病の登録農薬はなく、古葉を除去し樹勢を回復させるべし」みたいなことを書いてたのを記憶してました。ちなみに2005年発行のものです。 最近ネットで調べる機会があり、とある自治体のホームページを見ていましたらこの病気のことが詳しく説明されていてなんと、松の葉ふるい病の登録農薬があることを知ったのです！ その名も「キノンドー水和剤４０」   ↑ちゃんと明記されているでしょ？でも粉状のものってどうやって希釈したらイイのでしょうか？液体だとｃｃで希釈の計算ができますが粉状ですとグラムで計算する訳で(;'∀') メーカーさんに問い合わせてみるとこの農薬については「1000倍＝１Ｌ×１ｇ」とのことでした。分かりやすいですね、松だったら500倍なので１Ｌにつき２ｇ使用すればイイですね(^_-)-☆でもできたら一緒に書いておいてくれたらもっと助かるんだけどな～(;^_^A  ↑忘れないようにちゃんと書いときました( ｀ー´)ノ 先日お客さんから相談がありタイムリーに対処できました!(^^)!  治療薬ではなく予防目的の商品なので発症しやすい時期に前もって散布するのがイイみたいです。
今回はあまり古い本は持ち歩かないことが教訓でした(;^_^A 2005年発行なのでそんなに古くはないと思ってましたけど、病害虫との戦いはいたちごっこみたいなもので農薬も日進月歩で絶えず進化してるんですね(^^)/やっぱりいろんなところにアンテナを張り巡らして、最新情報についていかないといけないな～と改めて思う出来事でした。 人気ブログランキングへ  にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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はじめまして、川野造園と申します。
教えて下さい。お得意様の松が近年 葉ふるい病で困っていますとのご相談を受けました。 このキノンドーを散布後の経過はどうなったのですか？教えて頂けたら幸いです。 (2021.06.13 08:37:03)
はじめまして、川野造園と申します。
教えて下さい。お得意様の松が近年 葉ふるい病で困っていますとのご相談を受けました。 このキノンドーを散布後の経過はどうなったのですか？教えて頂けたら幸いです。 (2021.06.13 08:37:22)
川野造園さんへ
初めまして。 ボクの場合連絡を頂いた時点でかなり傷みが激しかったので、２回に分けて処置しましたが残念ながら回復することなく枯れてしまいました。 ブログでも書いていますが予防目的の薬剤なので、症状が悪化する前に樹勢を回復されることが肝要かと思います。 後になって思ったのは春～初夏の時期にかけての出来事でしたが、青い葉を残したまま枯死しましたので松くいの可能性があったと思います。伐採してみると根元まで見事に枯れていました。お客様にも松くいの可能性についても合わせて説明しました。 この情報がお役に立ちましたら幸いです。 蒸し暑い日が続きますのでお体には気を付けてお仕事頑張ってください。 (2021.06.13 12:56:15) |
