カテゴリ:中国視察
松江のP社に伺いました。(上海から車で1時間ほどかかった郊外です)
現場は、70名ほど若い中国人であふれていました。 工場長も35歳の若い笑顔が素敵な方でした。 (実際は70名の中国人を仕切るのは大変で、日々厳しくされているとのことです) 整理整頓もきちんとされており、納期管理と品質管理が徹底されて いる様子でした。 福井の企業で、中国、上海と工場を持ち、どんどん仕掛けている会社さん。 新企画も常に考えておられ、リスクをとって海外でチャレンジしていく 強い精神力。 世界に挑戦する経営者を身近でお話でき、感性を磨くことと、 リスクをとる意味を考えさせられました。 その次に、上海万博へ。 セキュリティチェックが厳しく、その日は晴天で65万人の人であふれ、 会場へ入るまで一苦労でした。 本会場までは、万博専用の地下鉄で移動するなど、 インフラ整備は完璧でした。 広い万博会場には、アジア系の人が多く、ほぼ中国人のようでした。 (中にはボランティアもいまして、英語や日本語は通じました) 人気の中国館などを周り、各国の建物は見事で、 得に中国の赤い建物には圧倒させられました。 力の差を見せつけられているようでした。 この日は、中国のお休みも重なり、なんと 65万人の人でした!! 人気の会場の順番待ちは、5~6時間待ちでした。(汗) 自分たちは2時間程度歩いて、万博の雰囲気を味わさせてもらいました。 うわさの中国館。 その他の人気の建物。 綺麗な建物が多く、建物をみているだけでも楽しい時間でした。 時間の関係で中に入れ会場内に入れなかったのは残念です。 その夜は、中国人の女性経営者と会食の機会をいただきました。 600人の従業員を抱えて、日本の企業へ木工製品を中心に輸出事業を展開中です。 日本はもう市場ではなく、やはりヨーロッパ、アメリカの市場に力をいれていきたいといわれていました。日本に6年間の留学経験があり、日本人と結婚されておられ、日本語は流暢に話されます。視野が広く、勉強家、非常に心配りができ思いやりがある方でした。話のひとつひとつが、自分と同年代でありしかし世界を見て先を見ている女性に刺激を受けました。 いくつか質問をしてみました。 『経営で大事にしていることはなんですか?』 1. 周りとの信頼関係 2. 新商品の開発 周りの信頼関係とは、お客様、従業員、幹部社員との関係性です。 一番大事だと思っていて、いろいろ助けられてきました。 経営に大事なことは信頼関係ですと即答でした。 私はこの答えは意外でした。 それは、中国の経営者は、利益追求だと思っていたからです。 だから、非常にご苦労をされ、経営をされてきたという深い感覚を 感じることができました。 また新商品の開発に余念がないことも、一緒に行く買い物などで 感じることができました、常に、経営のことを頭に置きながら、 市場の新しい商品をあげておられます。 どんな場面でも経営的な視点を忘れない姿勢に感動しました。 『将来の夢はなんですか?』とおもむろにお聞きすると、 ちょっと照れながら、夢ですか・・・ 今幸せなので、これ以上望んだら、 いけない気がしますと謙虚なお答でした。 しかし、実際は大きな夢がおありのようで、次回お会いした ときにはぜひお聞きしたいです。 そんなお話をしながら、大変お料理をいただき楽しい夜の 時間を過ごしました。(感謝) その後、マッサージにお連れいただき、足と全身マッサージ。 中国式の痛きもちよい夜を過ごしながら、ホテルへもどりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/10/13 12:44:07 AM
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