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カテゴリ:本のおはなし
百貨店外商や女優、エステティシャンにラブホテル店長。
タイトルから、バリバリのキャリアウーマンを想像していたけど、 読んでみたらどうも違う😆 さまざま職種で働く女たちの、短編集。 それぞれの話にオチなし。 ええっ、ここで終わるの?!みたいな😅 悩みながらも、それでも働き続ける女性たち。 読み進めていくうちに、妙にリアルな感じがしてきました。 現実には、そうそうオチなんてないもん。 嫌だなあーと思っても働き続けたり。 なんか違うんだけど···って思いながらも仕事を続けたり。 いろんな思いを抱えながらも働く女性は実際多いですよね、きっと··· 私が共感できたのは、エステティシャンのお話。 一生懸命に働きすぎて、次第に自分のカラダが壊れていくんだけど、それでもお客さんを前にするとついつい張り切ってしまう💪 私はエステティシャンの仕事はしたことないけど、似たような経験があるからわかります。 お客さんや上司の期待に応えたい一心で、睡眠も削ってかなり無理していたあの頃···(遠い目···) カラダと心はつながっているので。 カラダが壊れればメンタルもやられるし、 メンタルがやられればカラダが壊れる。 ただ、一生懸命働いているときは、なかなか気づかないものなんですよねえ。 読みながら、いろいろ自分のことを思いだしてしまう。 じわじわ味わえる、スルメイカみたいな物語でした🦑 おしまい📖 働く女 (集英社文庫) [ 群ようこ ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月16日 10時34分54秒
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