動くハハ通信

2011/03/25(金)08:08

言いにくいことを、言ってみたら

子ども・家族(53)

こんにちは。永野間かおりです 震災後から、何だか落ち着かず、ブログもなかなか書けず、 とにかく眠くてたまらなかった数日後、久しぶりにダウンしました。 家族全員が病気リレーになっても、私だけ元気なほどなのに…!とビックリ 連休の丸1日を、こんこんと眠りました。 そして合間にガンガン読書しました。 こうふくあかの 著者:西加奈子 価格:1,260円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る   主人公がいけすかないオトコなんだけど、 ここまでいけすかないとかえって気持ちいいほど。 人の持つずるさをあますことなくことばにしているから、 あ、みんなこんなものですか、なんだなんだ、そうですか…と 安心、共感させられるのかも…。 続けて出版された『こうふく、みどりの』も読みます。 そろそろくる 著者:中島たい子 価格:1,260円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る  月経前になると、「イライラする」「気分が沈んでしまう」「からだの具合が悪くなる」というような症状(PMS)を取り上げた小説。 ココロと身体のバランスがとれない人たちを描いた『漢方小説』も、 産後女性にはわかるわかる!と読みやすいとおもいます。 *** 元気になった翌日は、家族でのんびりと日帰り温泉に行きました。 私は次男と入浴。 2歳も終わりになると、ちょっとの間なら座ってお湯をバチャバチャさせながら待ったり、 露天風呂やジェットバスも楽しめるんですなー 子どもが大きくなってくると、一緒に楽しめることが増えてきて、うれしい お風呂で身もココロもすっかりゆるんで、 帰りの車の中で夫とあれこれ話しました。 震災のこと、実家のこと、仕事のこと、子どものこと、夫婦のこと…。 これを言うのはどうかとためらいつつも 「最近、あなたとじっくり向き合うことが、正直めんどうに感じてた」と カミングアウト(!)したら、 普段から私の発言を、「まあこの人だから…」と ある程度の心づもりをして聞いている様子の夫もさすがに 「ハッ?エ??」と苦笑い。 そりゃ、そうだ。 でもたくさん寝て、体調の悪さも抜けて、 気持ちの整理もついて、どうしていきたいかも見えてきたから、 ごめん!の気持ちも織り交ぜつつ伝えられました。 夫、とほほ~となってましたが。 そんな夫に、私はずいぶん甘えているんだな、ともおもいました。 「めんどくさい!」とおもってる最中に、 そのままダイレクトに伝えたら、 子どもみたいなケンカで終わってしまうところだった…。 そんなのただの感情のぶつけ合いで、何も生みだせない。むなしい。 あ・うんの呼吸なんて期待するよりも、 「おもったことはちゃんとことばで伝えなきゃ」とおもっているけれど、 あえて時間を置いたり、自分が落ち着くのを待った方がいい時もあるんだと 改めておもいました。 今回のように相手がどうこうではなく、 自分自身の問題ということもあるのだから。 そう考えると、 「今まで夫と、どんだけ無謀なガチンコ勝負してきたんだろか…!」 と考えさせられ、ドキドキ(笑) す、すまんねーー。 すぐに白黒つけず、相手のことも自分のことも、信じて待つ。 言いにくいことは、タイミングとことばをちゃんと選んで、伝える。 これからのためにも、書いておきます。 忘れないように! その後、夫婦・家族の間に流れる空気は、 ちょっとやわらかくなってきました。 言いにくいことを伝えて、やっと仕切り直しができた、そんな感じです。。。

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