2013/01/17(木)19:32
産後の私たちの「夫婦観」「仕事観」(網走教室1月コース2週目)
今週・来週の夜、長男1年生がスキー講習会に参加。
夫が付き添い、「5、6年ぶりだよー!」とよろこびながら滑ってます。
いいなー、私雪国育ちの雪国在住のくせに、スキー全然すべれないままだよ
留守番の次男と私は、2人でヒマなのでアホなことばかりしてます。
あまりにヒマなので、次男はゆうべNHK「ためしてガッテン!」で観た、
みかん一房にいくつツブツブが入ってるか?を、今夜調査するそうです。
「かーちゃんも一緒に調べようね」って、い、いやだよーーー
*
流氷……、ついにヤツ(!)が接岸したため激さぶ!な網走ですが、
産後クラス網走教室1月コース2週目でした。
今週から参加の新メンバーとリピーターの3名を加えて、
総勢6名の母と5名の赤ちゃんでの開催。
真冬の網走でこの参加者数!そして欠席なし!!
それだけでかなりテンション上がります☆(私の!)
先週からの変化報告では、
「産後初の運動をして体中筋肉痛に。
でもワークでプンプンおばさんのことを知り、
夫へのイライラが減った気がする」
「その日の晩から筋肉痛。でも翌日はスッキリ!」
初参加のかたは、
「産後の体の不調も改善したいし、外出のきっかけに。
友達も欲しい!」
リピーターの方も、
「パートナーシップをもっと掘り下げて考えたい!」
「年末年始の帰省にもボールを持っていって弾んだり、
義母にも肩こりセルフケアを教えた☆」と。さすが、熱いぜ☆☆☆
エクササイズは、途中で赤ちゃんが声を出してアピールしたり、
飽きて泣いちゃうので、その都度ボールから降りて、
抱っこして弾み直して…をくり返す。
そんな、なかなかの手間(!)も掛かる。
でも、子育てってそういうものですよね。
何かしながらでもいつも傍らの赤ちゃんを気にかけ、
抱っこしたりあやしたり、同じ手間を何度もくり返す。
地味なんだけど、それが「産後女性の生活」であり、
「子育て」なんですよね。
毎日当たり前にくり返してると、ついつい
「こんなもんかーー」って麻痺しちゃうけど、
そういう地味で当たり前のことの積み重ねからしか、
赤ちゃんを抱っこする「瞬発力」とか、
抱っこし続けられる「体力」「持久力」は得られないんじゃないか、と。
逆に、◯ヶ月健診とか100日お祝い、ハーフバースデイみたいなイベントは、
「ここまで子ども無事に育った!私がんばった!!」っていう、
ある種の「達成感」はあるものの、
やっぱり子育ての一部を切り取った「部分」でしかない。
言ってしまえば「ご褒美」みたいなものですよね。
同じように、カップルの記念日とかも、
「アイツ(!)記念日忘れやがって!もう愛してないのねー!!」
とか女性は言うけど、記念日覚えて祝うより、
ふだんの会話なんかのコミュニケーションの方が、よっぽど大事だと思う。
でも、そういう人に限って、
「パートナーに言いたいことを言えない…」とか言うんだよなーーー。
向き合えないから、せめて記念日祝って愛を確認したい気持ちの表れなのかしら。。。
…というと、「それは毎年かおりさんが結婚記念日を華麗に忘れる言い訳でしょ(爆)!」
と、パートナーにつっこまれる気がする。スンマセン。。。
後半のシェアリングは、赤ちゃんのことではなく、
産後の「私が」何をどう思っているか?を話し、仲間とシェアしていきます。
産後、まわりから聞かれるのは、
「赤ちゃん何カ月になった?おっぱいも順調?」くらい。
赤ちゃん連れの母同士で話すのも、
首座りの時期や、離乳食のことや、寝返りしたか?の赤ちゃんトークが主体。
ちょっと毒吐きますが(!)、
何ていうか、「表面的な会話」に留まってしまいがち、ですよね。
自分のことも伝えられないし、
目の前の相手のことも、結局よくわからないというか。
赤ちゃんトークしても、SNSでどれだけつながっても、
表面的な会話だけでは、産後の孤独は解消されない。
むしろ、周りが幸せそうに見えてしかたなくて、
「子育てしんどいのは私だけ?」「夫婦ゲンカばっかりもうちだけ?」って、
産後の孤独も不安も増長していくんじゃないか?
そんなことを伝えつつの2人組からの全体シェアリングででたことば。
「産後はいろいろ思うことがあっても、
それを自分だけで留めて、パートナーに伝えなかったりして、
すごく不健全な夫婦関係にもなってしまいがち。
それを引きずったまま年をとっているのが私たちの親世代で、
それが反面教師にも。
だからこそ、夫婦関係は自分たちだけでなく、子どもへのお手本で責任あるものだと感じる。
パートナーと交わったり、実のある衝突しながらつくっていきたい。」
「ペアのかたの自分とはまったく違う業種の仕事の話のおかげで、
私の仕事は人によろこんでもらえるものなんだってことを、再確認できた。
出産したことで、自分の仕事の意味や価値を、今までよりずっと強く感じてる。」
赤ちゃんが産まれたら自動的にしあわせになれるものでも、
ましてや夫婦仲だって、放っておいても、勝手によくなるもんじゃない。
むしろケンカも、すれ違いも起こるのが、産後のパートナーシップ。
「産後クライシス」って最近よく聞くことばですよね。
それを子どもはいちばん間近で、日々見ている。
親の夫婦関係が、人間関係の最初のお手本なんですよね。
「思ってることはことばにして伝えよう」「相手をおもいやろう」
それを、ことばではなく、親である私たちの日々の振る舞いから、
子どもは自然に学んでいくんですよね。
あーー、ドキドキする!そして責任感大!!
そしてこういうことを、当人である夫婦で話せたらいいよね。
仕事だって、参加者の方がおっしゃるように、
自分の選んだ職種には精通しても、
ほかの仕事ってまったくわからない。
今日もかわいらしい参加者のかたにはほど遠い過酷な(!)仕事内容に、みんなで、
「ヒエーー!Mちゃんにそんなハードなこと、やめてー!!」と、叫んだ(笑)
こうやって具体的に聞いてみないと、自分とは畑違いの仕事内容って
さっぱりわからないものですよね!
仕事も楽しくてやりがいあることばっかりじゃない、
つらいことだってたくさんある。
育休中は、そこから束の間でも離れてリフレッシュしたい気持ちにもなるけれど、
仕事を離れた今だからこそ、あらてめて周りの産後仲間の仕事観に耳を傾けたり、
自分の仕事を振り返ってみる、チャンスにもできる。
育休を「バカンス」ではなく、ちょっと先の自分のための「投資」に。
こんな風に赤ちゃんを囲みながら、仲間と汗をかくほど運動して、
体も気持ちも振りきってリラックスしてから、
決められたルールの中でコミュニケーションの方法を学びつつ、
なおかつ「んで?」「どゆこと??」とかつっこみ合いつつ(笑)、
真剣かつおもしろがりながら、やりとりしていきたいですね!
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産後のボディケア&フィットネス教室
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