ばっし~授業を語る2006□授業を語る■「授業に引き込む」 授業をするというのは、相互作用的な技術です。 つまり、講師と同じくらい生徒も重要な役割を担っています。 生徒の心は、「講師が物語を描くキャンバス」と考えるといいでしょう。 だから、講師と生徒の関係は、適度の距離間(友達にならない)と 信頼がなければ成立しません。 授業は、講師が予習した内容を、 生徒のニ-ズの読み取り、バランスよく進めることです。 ■「講師の視点」 重要なのは、講師が自信を持って話すこと、 そして生徒からも自信を持っているように見えることです。 自信をつける効果的なのは、 「まるで~のように」という枠組みで行動することです。 あなたが授業するときは、「最高のコ-チのように」振舞ってもらいたいです。 そのように振舞ったあとで、 うまくいかなかった点やスキルを振り返ればよいのです。 生徒は、講師の人となりを見通しているものです。 ■「生徒の視点」 あなたは、生徒を本当に理解しているのでしょうか? 本当にそうであることは、まれだと思います。 たとえ生徒と同じ経験をしていても、 とらえ方は、生徒と同じであるとも限らりません。 大事なのは、 「先生は、○○くんの気持ちはわからない。 でも一生懸命理解しようとしている。」 ということです。 生徒への理解度と信頼度を高める方法のひとつは、 しばらく講師であることをやめ、生徒になっている自分を想像することです。 このテクニックで三つの異なる視点から状況を観察することができます。 ■「授業の質と生徒の信頼度を高めるエクササイズ」 1)授業をしている場面を想像します。 そして、生徒の反応を想像します。 あなたは、何が見え、聞こえ、感じられますか? すべての情報に敏感に注意しましょう。 2)今度は、生徒になったと想像します。生徒になりきったら、 何が見え、聞こえ、感じられますか? どのような情報が加えられたでしょうか? 3)今度は、壁にとまっているハエになったと想像しましょう。 あなたが、授業をし、生徒がいるところを想像します。 その位置から、あなたは、何が見え、聞こえ、感じられますか? あなたは、自分自身にどのようなアドバイスができますか? 三つの異なる視点から状況を想像することにより、 生徒との信頼を高めるための柔軟な行動ができるようになると思います。 ■「授業の仕方」 生徒は、完璧な授業を期待しているわけではありません。 講師に期待される最も重要な要素は、誠実さ・熱意・信頼です。 そのために、講師は、 ノンバ-バルも含めたさまざまなコミュニケ-ションを駆使するのです。 ■「ノンバ-バル・コミュニケ-ション」 ☆☆ 重要 ☆☆ ●声のト-ンを決める 最初は、できるだけ生徒のト-ンに合わせる努力が必要です。 生徒が集中し夢中になったら、 そこではじめて声のト-ンとスピ-ドを数段階落とすようにします。 ●オ-プニングの言葉を決める 授業に「はじまりの言葉」があると、 あなたもベテランの講師のように感じられるでしょう。 ●顔の表情は、話しの内容と一致させる。 ●アイ・コンタクトを意識しよう。 2つのメリットがあります。 1)授業に巻き込むきっかけとなる。 2)生徒の反応を見て必要な調整ができる。 ●ジェスチャ-は、意味を印象づけるためにも、最小限にしておきましょう。 ●姿勢を意識すること。 だらしない姿勢では、 講師自身が授業に無関心であるような印象を、生徒に与えてしまう。 良い姿勢は、自信を示すだけでなく、声にもよい影響を与えます。 ■「授業の終り方」 授業の終り方も大切です。 説得力のある終り方をする必要があります。 ハッピ-エンドは、生徒に「終った」という充実感をもたらします。 勝利のフィナ-レのようなものです。 ■「授業を終えて」 授業をし終わったあとの沈黙を恐れないでほしいです。 それは、もっとも魅力的に満ちた時間でです。 沈黙の時間こそが、講師への最高の賛辞なのです。 ■「おわりに」 生徒にどんな先生として記憶されたいですか? (完) ジャンル別一覧
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