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福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2008.11.09
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テーマ:学校・教育(262)
カテゴリ:教育論
「悩む」って、じつはとても大切なことなのだと思います。

最近、いろんな生徒たちと向き合う中で、ふと気づいたことがあります。
それは、「どこまで、とことん悩めているだろうか?」という問いです。

たとえば、問題にぶつかったとき、
思うように点数が伸びなかったとき、
人間関係でモヤモヤしたとき——

すぐに「もうだめだ」「無理かも」と、
あきらめに似た言葉を口にする子が、少なくありません。
その言葉の裏にあるのは、
“本当はまだ頑張れるかもしれない”という希望の灯を、
自分で消してしまう癖です。

無意識のうちに、あきらめることに慣れてしまう。
それが、いちばん怖いと私は思っています。

だからこそ、私は「悩む力」を育ててほしいと願っています。
悩むことって、決して後ろ向きなことではありません。
それは、前へ進みたいという思いの証拠です。

悩んで悩んで、自分の中にある“答えのかけら”を見つけていく。
そのプロセスそのものが、人を強くし、やさしくするのだと思います。

そして何より、悩むこと自体を楽しめるようになると、人は本当に強くなれる。
「また新しい課題が来たな」「さて、どう攻略しようか」
そんなふうに“悩みを味方につけられる人”は、変化の多い時代でもしなやかに生きていけます。

悩むことは、成長しているからこそ起きる現象です。
何かに真剣に向き合っている証拠でもあります。
悩んでいるときは、未来の自分としっかり握手している途中なのだと、私は思います。

だから、悩むことをやめないでほしい。
悩むことをあきらめてしまったら、成長は止まってしまうから。

“悩む力”は、人生のどんな局面にも通用する、
目には見えないけれど、確かな“生きる力”です。

これからの時代を生きる子どもたちに、
そしてかつて子どもだった大人たちにも、
私はこの「悩む力」を、そっと手渡していきたいと思っています。





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Last updated  2025.05.09 20:37:51
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