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カテゴリ:2期_2010-11
塾づくりを続けてきたなかで、僕が大切にしているものはいくつもありますが、その中でもひときわこだわっているのが、“愛着率”という考え方です。
これは、一般的な教育用語ではありません。僕なりの造語かもしれませんが、これが何より大切だと思うのです。 塾に通う生徒たちが、どれだけその場所を「自分の居場所」として感じてくれているか。どれだけ、そこに愛着を持ち、自ら進んで学び、集い、時には安心し、そして「また来たい」と思ってくれるか。 その「心のつながり」が、目に見えないけれど、教室の空気を変え、学びの質を変え、最終的には子どもたち自身の人生を変えていくように思うのです。 実際、僕の教室——マイスクール慶應修学舎——では、日曜日でさえも教室に生徒たちが集まります。受験生向けに教室を開放しているのですが、その日も、体調不良で来られなかった一人を除いて、全員が自主的に机に向かっていました。 誰に言われたわけでもない。誰かに管理されているわけでもない。ただ、それぞれが「やりたいから来る」「ここで頑張りたい」と思って来てくれている。 この姿を見て、「愛着率、かなり高いかもしれないなあ」と、しみじみ思いました。 実はその日、一人の来塾者が教室を訪ねてきました。その方が驚いたのは、教室の“静けさ”でした。まるで図書館のようだったと言ってくれました。ペンの音とページをめくる音だけが響く空間で、子どもたちの集中力が空気をぴんと張り詰めさせていたのでしょう。 これは、単なる「塾」では生まれない光景です。そこに、“安心できる居場所”としての塾、“応援してくれる人がいる場”としての塾、そして“自分自身と向き合える場所”としての塾があるからこそだと思います。 今、僕の中では新たなプロジェクトを進めるタイミングを見計らっています。 塾長としての想いはもちろんありますが、今は経営者としての視点も持ちながら、塾という枠を越えた「新たな学びの形」への挑戦を考えています。 しかし、どんなに形が変わろうと、どんなに規模が大きくなろうと、「愛着率」だけは絶対に下げたくない。むしろ、もっと高めていきたいと思っています。 “また明日もここに来たい。” “なんか、帰ってくるとホッとする。” そんなふうに思ってもらえる場所こそが、学びを育て、人生を豊かにしてくれる——僕はそう信じています。 これからも、そんな場所を作り続けていきたい。 そして、子どもたちの“心の居場所”であり続けたいと、強く思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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