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テーマ:塾の先生のページ(8502)
カテゴリ:2期_2010-11
今日は、僕にとってもちょっと特別な日でした。というのも、恒例となりつつある “なかやん先生” のトークがある、英語の集団授業の日だったからです。塾生たちも毎回楽しみにしていて、信頼を寄せている講師の一人です。
今回のテーマは「目標の設定方法」。その中でも、特に時間をかけて話してくれたのが“志望校の決め方”についてでした。 進路選びって、想像以上に多くの子どもたちが悩むところです。 今の偏差値や内申点から“ほどよく受かりそうな学校”を選ぶ人、 「制服がかわいいから」「家から近いから」「親が行けと言ったから」「進学実績が良いから」——そういった“なんとなく”の理由で決めてしまうケースも少なくありません。 もちろん、それが悪いということではありません。 でも、それって「本当に自分の選択なのかな?」という問いをなかやん先生は投げかけていました。 今回の授業で語られたのは、「志望校の“その先”を見る」という視点。 これは、生徒たちにとっても目からウロコだったようで、うなずきながら静かに聴き入る姿が印象的でした。 「その先」とは、大学進学でも就職でもありません。もっと遠くを見るという意味です。 たとえば、“どんな人になりたいか”——。 夢や職業が明確に決まっていなくてもかまわない。 でも、「こんなふうに生きていたい」「こんな価値観を大切にしたい」そんな“自分なりの未来像”を思い描くこと。 そこから逆算して、今選ぶべき学校、過ごすべき時間が見えてくる——そんなお話でした。 どんな人になりたいのか。 そして、どうやってその人に近づいていくのか。 道があるならたどればいいし、ないなら自分でつくればいい。 目先の数字や「行けそう」な場所にとらわれるのではなく、未来の“自分らしさ”に向けて今の選択をするという提案は、多くの塾生にとって新鮮だったと思います。 この考え方は、志望校選びに限らず、人生のあらゆる“決断”の場面で活かせるものです。 なかやん先生の語り口は、独特です。やさしくて、穏やかで、でもどこか深く刺さる。まるで、少しずつ効いてくる“ボディブロー”のよう。気がつけば、自分の考え方に変化が起きている、そんなトークです。 少しだけ彼の話をすると、学歴的にはスーパースターです。九州大学医学部医学科、しかも成績優秀者のひとり。 それでも、彼は過去に大きな挫折を経験しています。 その経験が、今の彼の“言葉の重み”をつくっているのだと僕は思っています。 そして彼は、サッカーを愛し、読書を愛する人間でもあります。 授業では、ものすごいアドリブ力を発揮するのですが、それが“アドリブ”だとは気づかせないほど自然。むしろ、“台本があるのでは?”と思わせるほどの完成度です。 経験の浅い先生は、準備をしっかりして、予習も万全で、きちんと教えることができます。 それはもちろん素晴らしいことです。 でも、本当に場数を踏んだ人は、“その場”で必要な話を、必要なかたちで届けられる。 なかやん先生は、まさにそういう講師だと思っています。 授業の回数を重ねるごとに、じわじわと効いてくる。 その言葉が、生徒の中に根を下ろし、芽を出し、やがて花になる。 そんな教え方ができる人に、久しぶりに出会いました。 子どもたちが自分で“道を選べる人”に育っていけるように——。 これからも、なかやん先生の力を借りながら、そんな学び舎をつくっていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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