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福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2010.11.19
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カテゴリ:2期_2010-11
塾という場所は、テストの点数を上げることだけを目的にしてしまえば、味気ない空間になってしまうかもしれません。

でも、僕たちの学び舎は違います。
勉強はもちろん大切。でもそれと同じくらい、「人と人とのつながり」を何よりも大切にしたいと思っています。

だから、僕たちは塾生一人ひとりの誕生日を、特別な一日にするための取り組みをしています。
それは――先生たちのアカペラによる誕生日ソングと、ささやかなプレゼント。

そして、笑顔の記念撮影。

この小さな習慣は、創立当初からずっと続けている、僕たちのこだわりの一つです。

もちろん、先生の数が増えても、塾生が増えても、この習慣だけは絶対に変えたくない。
どれだけ忙しくても、どんな時期でも、ひとりひとりの「おめでとう」は、世界にひとつだけのものです。

中でも、なぜか11月生まれの塾生が多いようで、秋の終わりには、笑顔がたくさん集まります。
手渡されたプレゼントを大切そうに受け取る子。
少し照れくさそうに笑いながらも、記念写真のときにはとびっきりの笑顔を見せてくれる子。
その一つ一つの表情が、僕たちにとっての宝物です。

さて、なぜ僕たちがこのような取り組みを続けているのか。
そこには、大きく3つの理由があります。

まず第一に、もちろん塾生たちに喜んでもらいたいからです。
大人になっても、ふと思い出して笑顔になれるような、そんな「嬉しかった記憶」を残したいと思っています。
毎日、勉強をがんばっている君のことを、ちゃんと見ている人がいるよ。そう伝えたくて。

そして第二に、先生たちにも、普段直接教えていない塾生との関わりをもってほしいという想いがあります。
僕たちの塾は個別指導がメインなので、どうしても授業の担当が限られてきます。
でも、同じ屋根の下で学び合っている「仲間」であることには変わりありません。

だからこそ、誕生日のプレゼントには、すべての先生からの手書きのメッセージを添えています。
そのメッセージを書くためには、その子をちゃんと見ていなければならない。
たとえ直接教えていなくても、その子のがんばりや魅力に気づいているということを伝えられる場にしたいのです。

そして最後の三つ目は、塾という場所を、ただの「学習の場」ではなく、「人と人が出会い、つながる場所」にしたいという願いです。

僕たちは「出会ったこと」に、もっと感謝していいと思っています。
たとえ短い期間だったとしても、そこに確かに存在していた関係性を、大切にしたい。
お互いの存在を認め合い、尊重し合うこと。

それこそが、この学び舎で育てたい力でもあります。

誕生日を祝うことは、決して特別なイベントじゃなくて、
“あなたが生まれてきたことを、僕たちは心からうれしく思っています”という、
ただそれだけの、まっすぐな気持ちの表現です。

だからこそ、今日もまた、誰かの誕生日には
アカペラの歌が静かに響きます。
そして、小さなプレゼントとたくさんの優しい言葉が、誰かの心にそっと灯ります。

学び舎という場所で、
勉強と同じくらい、人と人との心が行き交う瞬間が、
これからもずっと続いていきますように。

そして、今日もどこかで、
誰かの「おめでとう」が、世界をちょっとだけ優しくしてくれますように。





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Last updated  2025.05.09 11:57:49
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