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カテゴリ:教育論
「いつまでも伸びる人でありたい」
この想いは、私自身の目標であると同時に、関わるすべての子どもたちへの願いでもあります。 人生には、たくさんの“到達点”のように見える場所があります。 受験、卒業、就職、結婚── けれど本当に大切なのは、その先にどう歩んでいくか。 つまり、「そこまで」ではなく、「そこから」どう伸びていくか、なのだと思います。 *** たとえば、志望校に合格したとき。 もちろん、その努力は称えられるべきものですし、合格は大きな節目です。 でも、そこに「ゴール」の旗を立ててしまう人と、 そこから新たな一歩を踏み出す人がいます。 私は後者、「その学校から」の人を育てたいと思っています。 そして、自分自身も、そうありたいと強く願っています。 *** 日本の教育の現状を見ていると、 「その学校まで」の人を増やすような風潮が根強くあるように感じます。 最短ルートを選び、要点を絞り、 「これをやれば点が取れる」「この方法で合格できる」 といった“必勝法”が溢れています。 もちろん、それらが役立つ場面もあります。 けれど、そればかりに頼ってしまうと、知らないうちに「学ぶ楽しさ」や「深く考える力」から遠ざかってしまうのではないでしょうか。 むしろ、遠回りして悩んだり、寄り道して迷ったりした先に、 「ああ、自分はこれを学びたかったんだ」という出会いがあって、 そこから本当に伸びていく力が育つのだと思うのです。 *** 以前こんな生徒がいました。 最初は目標が定まらず、どの学部を受けたいのかもわからない状態でした。 でも、興味の赴くままに本を読み、映像を観て、人と話し、 いろいろ寄り道しながら、「この分野を深く学びたい」と決意し、 志望大学・学部を自分で見つけ出したのです。 そのときの彼の目は、 合格のための学習ではなく、“その先の学び”への情熱で輝いていました。 このような生徒こそ、「その学校から」の人だと思います。 *** 人はいつからでも、どこからでも、伸びていけます。 年齢や環境に関係なく、知ること・学ぶことにワクワクできる気持ちがあれば、 人はいつまでも成長していけると、私は信じています。 だからこそ、私は子どもたちに、 「合格」や「成功」を“最終目的地”にしてほしくないのです。 むしろ、それをひとつの通過点として、 その先にあるもっと広い世界、もっと深い知識へと進んでほしい。 それが、“本当の意味での学力”であり、“生きる力”なのだと思います。 *** 今、教育に携わる立場として、 テストの点や偏差値だけでは測れない力を、 どうすれば伸ばしてあげられるかを、日々考えています。 答えのない問いに向き合う時間 知らなかったことを調べて自分の言葉で語る力 誰かの考えに耳を傾け、自分の考えも変えていける柔軟さ そんな力を育てる学びは、すぐに目に見える成果が出るわけではないかもしれません。 でも、その学びは一生ものの宝になるはずです。 *** 「いつまでも伸びる人でありたい」 それは、自分の可能性を信じ、 学びの喜びを忘れない人の姿。 そして、「いつまでも伸びる人を育てたい」 それは、目の前の子どもたちの“未来の姿”を、 信じて支え続ける大人の在り方。 どこまで行っても、学びには終わりがありません。 だからこそ、「その学校から」の人生を、一緒に歩んでいけたらと、私は思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.05.07 10:31:46
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