557521 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2011.01.15
XML
カテゴリ:教育論
「いつまでも伸びる人でありたい」
この想いは、私自身の目標であると同時に、関わるすべての子どもたちへの願いでもあります。

人生には、たくさんの“到達点”のように見える場所があります。
受験、卒業、就職、結婚──
けれど本当に大切なのは、その先にどう歩んでいくか。
つまり、「そこまで」ではなく、「そこから」どう伸びていくか、なのだと思います。

***

たとえば、志望校に合格したとき。
もちろん、その努力は称えられるべきものですし、合格は大きな節目です。
でも、そこに「ゴール」の旗を立ててしまう人と、
そこから新たな一歩を踏み出す人がいます。

私は後者、「その学校から」の人を育てたいと思っています。
そして、自分自身も、そうありたいと強く願っています。

***

日本の教育の現状を見ていると、
「その学校まで」の人を増やすような風潮が根強くあるように感じます。

最短ルートを選び、要点を絞り、
「これをやれば点が取れる」「この方法で合格できる」
といった“必勝法”が溢れています。

もちろん、それらが役立つ場面もあります。
けれど、そればかりに頼ってしまうと、知らないうちに「学ぶ楽しさ」や「深く考える力」から遠ざかってしまうのではないでしょうか。

むしろ、遠回りして悩んだり、寄り道して迷ったりした先に、
「ああ、自分はこれを学びたかったんだ」という出会いがあって、
そこから本当に伸びていく力が育つのだと思うのです。

***

以前こんな生徒がいました。
最初は目標が定まらず、どの学部を受けたいのかもわからない状態でした。
でも、興味の赴くままに本を読み、映像を観て、人と話し、
いろいろ寄り道しながら、「この分野を深く学びたい」と決意し、
志望大学・学部を自分で見つけ出したのです。

そのときの彼の目は、
合格のための学習ではなく、“その先の学び”への情熱で輝いていました。

このような生徒こそ、「その学校から」の人だと思います。

***

人はいつからでも、どこからでも、伸びていけます。
年齢や環境に関係なく、知ること・学ぶことにワクワクできる気持ちがあれば、
人はいつまでも成長していけると、私は信じています。

だからこそ、私は子どもたちに、
「合格」や「成功」を“最終目的地”にしてほしくないのです。

むしろ、それをひとつの通過点として、
その先にあるもっと広い世界、もっと深い知識へと進んでほしい。
それが、“本当の意味での学力”であり、“生きる力”なのだと思います。

***

今、教育に携わる立場として、
テストの点や偏差値だけでは測れない力を、
どうすれば伸ばしてあげられるかを、日々考えています。

答えのない問いに向き合う時間
知らなかったことを調べて自分の言葉で語る力
誰かの考えに耳を傾け、自分の考えも変えていける柔軟さ

そんな力を育てる学びは、すぐに目に見える成果が出るわけではないかもしれません。
でも、その学びは一生ものの宝になるはずです。

***

「いつまでも伸びる人でありたい」
それは、自分の可能性を信じ、
学びの喜びを忘れない人の姿。

そして、「いつまでも伸びる人を育てたい」
それは、目の前の子どもたちの“未来の姿”を、
信じて支え続ける大人の在り方。

どこまで行っても、学びには終わりがありません。
だからこそ、「その学校から」の人生を、一緒に歩んでいけたらと、私は思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.05.07 10:31:46
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X