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福岡市個別指導塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2011.08.24
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カテゴリ:子育て論
私たちは日々、何かを成し遂げようと努力し、成長し続けています。しかし、その成長を感じるためには、まず「比較」の仕方を見直すことが大切だと思います。私がいつも心掛けているのは、他の誰かと自分を比べるのではなく、「昨日の自分」「去年の自分」と比べることです。そうすることで、より本質的で価値ある成長を実感できるからです。

 どうしても他人と自分を比較してしまうことはあります。特に、周囲の人が目立った成果を上げていると、つい自分もそのような成果を求めたくなります。しかし、そうした比較が必ずしも自分にとって良い結果を生むわけではありません。自分を基準にすることの重要性は、他人との違いを感じてしまった時にこそ、より実感できるものです。

 もしどうしても他人との比較をしたいのであれば、自分が属する枠内、たとえば近所や学校、会社内といった狭い範囲で比べるのではなく、もっと広い視野を持つことが大切です。世界には様々な人がいて、それぞれ異なる道を歩んでいます。自分と同じ環境にいる人々を基準にしてしまうと、どうしても視野が狭くなりがちですが、もっと広い範囲で比較をすることで、自分の位置を客観的に理解しやすくなります。

 最も大切なのは、他人との比較ではなく、「自分の成長」を意識することです。成長とは、目に見える成果だけではなく、日々の小さな挑戦や努力の積み重ねです。その努力がどんな形であれ、自分にとっての大きな進歩につながります。成長を求め、挑戦を続けること自体が、やがて自分が予想しなかった場所へと導いてくれるのです。

 時には、自分のペースで進んでいることに不安を感じることもあるでしょう。でも、その一歩一歩が必ず、他の誰かとは違った形で自分を高めてくれます。誰かと競い合うことも大切かもしれませんが、最も重要なのは、自分自身を基準にして、少しずつでも成長していくことなのです。

 最後に、私は自分にとって最も素晴らしい競争相手は「昨日の自分」だと感じています。その姿と比較しながら、少しずつ進むことができれば、それだけで十分に充実した人生を送れるのではないでしょうか。自分の成長を喜び、他人の成長を共に喜び合えるような、そんな優しい心を持ちながら、前へ進んでいけたら素敵ですね。





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Last updated  2025.04.28 10:53:57
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