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福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

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2012.08.19
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カテゴリ:日常
最近、ときどき若い人たちから人生や進路の相談を受ける機会があります。
今週も、いくつかそうした場面がありました。

ふと考えてしまうのは、「この人はどこまで本気なんだろう?」ということ。
もちろん、僕自身は真剣に向き合って答えます。でも、数週間後や次に会ったとき、まったく同じ悩みを口にしている、状況も変わっていない、ということがよくあります。
そのとき、思わず「前に話したあのことはどうなったの?」と聞きたくなってしまうんです。

「不安が先にあるのか、それとも安定を先に求めているのか」。
最近の大学生や25歳以下の若者たちは、かつてより“意識が高い”といわれることもあります。でも、実際に聞いてみると、「〇〇をやりたいと思ってるんですよね」とか、「将来〇〇になりたいと思ってるんです」といった言葉が多く返ってきます。

そして、次に来る質問が決まって、「今の時期、何をしておくべきですか?」「何を勉強したらいいですか?」です。
真面目で、誠実で、失敗したくない気持ちが伝わってきます。だからこそ、僕が一つだけ伝えたいことは、

**「とにかく一歩、踏み出してみてほしい」**ということです。

***

その「やりたいこと」が本物なのかどうか、それを確かめるには、
本やネットで情報を集めて悩むだけでは足りません。
実際に動いてみたとき、そこで初めて湧き上がる疑問や葛藤、発見、喜びが
あなた自身の「本気度」を教えてくれます。

もしその時に悩みが出てきたなら、初めて他人の助言が意味を持ち始めます。
実際に何かに取り組んでいるからこそ、少し先を歩く人間の言葉が現実的に響いてくる。
そのときなら、僕自身も、力になれる人を紹介できるし、道を示すことができます。

***

ただ、僕が大事だと思っているのは、「WANT(〜したい)」から始めることではありません。

むしろ、その**「WANT」を抱いた理由——つまり、「WHY(なぜそれをしたいのか)」**を、
自分の中で言語化してみることです。

例えば、
WANT:プロ野球選手になりたい
WHY:有名になりたい、お金を稼ぎたい、人を感動させたい

これを聞いたら、多くの人はこう返すでしょう。
「それって、プロ野球選手じゃなくてもできるよね?」

まさにその通りなんです。
そのとき、自分でも「本当にプロ野球選手になりたいのか?」「それは手段であって目的じゃないのか?」と、立ち止まって考え直すことができます。

でも、ここで「なぜプロ野球選手でなければならないのか」という深いWHYを掘り下げることができたとき、
それはやがて信念になり、情熱へと変わり、多少の困難では折れない芯をつくってくれます。

***

「WANT → WHAT → HOW」という思考は、
“正解をすぐ求めてしまう癖”がある人によく見られます。
いわゆる“偏差値の高い学校”で育った人ほど、
効率的に正解を探そうとする傾向があるかもしれません。

でも、人生には“正解”が用意されていない場面がたくさんあります。
だからこそ、自分の「WHY」を見つめることから始めることが大切だと、僕は思います。

***

そして、もうひとつ。

若い人たちはよく「悩みがなくなってから一歩を踏み出したい」と言います。
でも、僕はずっと「悩みと壁と一緒に生きてきた」ような気がします。
不安が完全になくなることなんてありませんし、
壁がすべて取り払われる日なんて、たぶん来ないでしょう。

それでも、一歩を踏み出してみるんです。
踏み出してみるからこそ、次の景色が見えてくるし、
悩みとの付き合い方もだんだん上手になっていく。
そんなふうに、人生は動き出していくように思います。

***

だから、「やりたいこと」を口にしたときには、
ぜひその「なぜ?」と向き合ってみてください。
そして、たとえ完璧じゃなくても、まず一歩を踏み出してみてください。

誰かに答えをもらう前に、自分で答えを探し始めた人は、
やがて「本気」になっていきます。
そのときには、きっと世界が違って見えているはずです。

そして、あなたのその姿に、周りの人が動かされ、
新しい出会いや可能性が連鎖していく。
そんな未来が、きっと待っていると思います。

悩みとともに歩み、壁と語らいながら、
今日という一歩を踏み出すあなたを、
僕は静かに、でも心から応援しています。

——あなたの「なぜ」を、信じて。





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